「お金」を稼いでいい理由
以前の記事「早起きの効用4」で渡部昇一さん著「思いを実現させる確実な方法」を取り上げました。その本は仕事やお金、人生のことなど渡部さんの考え方が平易な言葉で詰まっているため、彼の考えをお知りになりたい方にはお勧めの一冊です。
さて、その本の中におもしろいエピソードが載っています。内容は「お金を稼いで(持って)いい理由」です。以下に抜粋します。
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私が戦後読んだアメリカの本に面白い話がありました。牧師さんの言葉なのですが、要約すると「お金は非常によい物であり、強力なものです。これほどよい物を悪人の手に渡してはいけない。だから善良な人ほどお金持ちになるべきです」と言っています。
なるほど、そういう人がたくさんいると、明るくて活気のある国・社会になるのだと思います。逆にマフィアや暴力団が大金持ちになると、社会は困ったことになります。
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いかがでしょうか。
とても頷ける内容ではないでしょうか。
水は「低き」に流れ、人間は「易き」に流れます。お金も放っておいたら「悪しき」に流れるということでしょう。
私たちがお金を稼ぐことで、お金を「悪しき」に流さずに済んでいると考えれば、私たちがもっともっとお金持ちになることは社会を良くすることに"それだけ"でつながるのかもしれません。
ちなみにこの話は一言二言(ひとことふたこと)ですが、神田昌典・渡部昇一さんの共著「日本人の成功法則」にも渡部さんの語り口で紹介されています。
本記事が今後のあなたのお金を稼ぐモチベーションになりましたら幸いです。本日もお読みいただきありがとうございました。
引用・参考文献