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本当にちょっとずつ

私は2018年ごろから薄毛治療をしています。それを綴ったブログもサブブログ「私の育毛体験記」として挙げています。なかなか更新はできていませんが、リアルな育毛体験記のためぜひ参考にお読みいただければと思います。

 

さてその「私の育毛体験記」では見事なまでの復活劇を書いていますが、世の中そんなにうまいことは続きません。昨年秋?から私は側頭部が薄くなっていることに気づきました。AGAでは通常側頭部は薄くなりません。薄くなるのは頭頂部か前頭部です。ネットで調べても原因は「目の疲れや甲状腺の病気などからくる」といったことくらいで、何が自分に該当しているのかがわかりませんでした。

 

しかしもしかしたら「目の疲れかもしれない」と急に思い立ち、年末に眼鏡を買いに行き、年始から眼鏡生活を始めました。それから約10ヵ月が経ちます、今思えばおそらく目の疲れが原因の一つであったことは間違いありません。なぜなら眼鏡生活を始めてから確かに徐々に側頭部の薄さが改善したからです。(本当はICLがよかったのですが、私はレーシックを受けているのでICLは不可と言われ、眼鏡にしました)

 

視力が低下していたにもかかわらず数十年に渡り裸眼で過ごしたのですから、眼が酷使され、それがもともと薄毛になりやすい私の頭皮環境にダイレクトに悪影響を及ぼしたものと推測します。薄毛になりやすい人は、ホルモンや血流レベルですでにそうなっているわけなので、そこに目の疲れが蓄積されればますます悪化するのは当然です。

 

それをホルモンや血流レベルで薄毛とは縁遠い人が何を言ってもリアリティがありません。縁遠い人は食生活がどれだけ乱れようが、洗髪をしなかろうが、薄毛にはなりません。毛髪サイクルを乱したり短くするホルモンが分泌されないのですから当然です。

 

話が脱線しました。戻して続けます。側頭部の薄さが改善しかけた頃に、またやっかいな問題が生じました。それが前髪の薄毛です。具体的には前髪の中央右あたりに10円玉くらいのハゲがみるみる起きたのです。日に日に薄くなり、もう誰が見ても、ふつうに10円ハゲとわかる見た目です。しかし実際は俗に言う10円ハゲではなくふつうに老化というか薄毛の進行で10円レベルのハゲができただけです。今後にもっとその半径は広がる流れで、前髪が薄い人やない人を想像してみてください。誰もが小さい範囲から始まったはずです。

 

「せっかく側頭部が改善しかけたのに、今度は前髪か~」と嘆きに嘆きましたが、それでも希望はありました。それがリアップの成分で有名な「ミノキシジル」です。私はAGA治療の内服はしていますが、外用はしていません。それを5月から始めたわけです。私は個人輸入で濃度15%のものを使いましたが、5%では効果に4ヵ月かかると言われます。では私は10月現在、どうなったでしょうか。

 

なんとか改善が見られました。ようやく4か月後になってからです。それまでの4か月間は本当に10円ハゲをどう隠すかで頭がいっぱいでした。周囲にはバレてたと思いますが、私の中では希望の灯は絶やさず、隠しながらその日が来ることを願ってました。

 

9月下旬からなんとなく改善したように思い始め、10月になってからは完全に目視レベルで改善が現れました。しかし完全に復活したわけではなく、改善が明確化したというだけです。本日のタイトルの意図は、側頭部の薄毛から始まり、今年の10か月間の辛抱と希望の保持は決して無駄ではなかったという率直な感想です。

 

「本当にちょっとずつ」

 

投資も勉強も何もかも、ちょっとずつに成果があらわれるのが健全です。自然現象というのはそういうものではないでしょうか。いっぺんに成果となるのは相当なリスクが伴います。10階建ての屋上にエレベーターが使えないとき、階段で一段一段登ります。いっぺんい階段を駆け上がる人がいるでしょうか。相当鍛えている人ならまだしも、普通の人が取る手段ではありません。それが100階建てだったら言わずもがなです。

 

まして薄毛は進行性。エスカレーターで言えば下りです。下りエスカレーターに乗りながら、上を目指さないと行けない状態といえばわかりやすいです。薄毛の進行を止めるだけでも上出来なところを、改善までもってくという所業。

 

それでも可能性がある限り地道にやります。「悪化の方への進行性」以外のジャンルでも同じように考えてください。受験生の偏差値向上。今男性でも流行りの脱毛スキンケア。社内での出世。気になる人へのアプローチ。

 

地道にコツコツやっていくことは、本当にたいへんです。なぜなら成果が目に見えないからです。それでも先の「ミノキシジル」の外用なら4ヵ月が相場。シミのケアならもっとでしょう。コツコツやっていること自体に自分を褒められなければ、やってられません。だから自分をほめてください。自分で自分を褒めることはもはや努力です。

 

何かの対象にガムシャラになることだけが努力ではありません。自分をきちんと褒められることが最大の努力です。人間関係はいつか様変わりします。いつも「ついて回る」のは自分だけ。自分が自分を褒めないでどうやって幸福を感じるのでしょう。

 

「本当にちょっとずつ」

 

成果を焦らないでください。やっていることを褒めてください。そしてきちんと続けてください。続けたことを数値化して褒めてください。

 

ぜひあなたの健闘をお祈りします。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。