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なぜ「素直」なのか?

パナソニックホールディングスの創業者、松下幸之助翁は「素直」な心をもつことが、仕事においても人間においても大切なことであると、よく生前に語られていたそうです。彼の著作を読まれたことがあれば、そのような内容を一度は目にされたと思います。

 

本日は私なりに「素直」を紐解き、その重要性に帰結させたいと思います。まず私たちは「習慣の生き物」と言われ、一日の9割は習慣で行動していると言われます。その真意は、一日の中に起こるさまざまな選択すらも、習慣によるものだからです。

 

この選択習慣や思考習慣が、実は曲者なのです。なぜなら周りを見えなくさせるからです。周りが見えなくなるから、ますます習慣に流れ、習慣が強固なものになります。一例をもうしあげます。

 

私が毎日行っている薄毛治療のAGA。最初私はそういった薬(くすり)に頼りたくなく、ネットに出回っている育毛剤の類(たぐい)を調べ回りました。その中で"これは!"と思った商品が「ブブカ」で、1年~2年ほど試しました。するとどうなったでしょう?

 

まったく効果がないばかりか、ますます薄毛が進行しました。「ブブカ」と同時にバナナの皮がフィナステリド(薄毛の進行を止める)の効果と同様に作用すると聞き、バナナを凍らせて皮ごと食べる期間も1年ほど続けました。結果は言うまでもなく惨敗です。

 

よく「まずは食生活から」と言われますが、薄毛の進行は食事で何とかなるメカニズムではありません。ホルモンの話だからです。ということで私は「薬に頼りたくない」という主観から、「薬に頼らなければ改善は無理」という客観にシフトし、AGAクリニックの門を叩きました。今も薬を中心に頭皮マッサージも加えてなんとかある程度のボリュームを保っています。

 

そうです、「素直」というのは思い込みからの脱却で、実績や実際を直視し、自らのマインドを変える実行力を指します。それほど私たちは親の刷り込みを受け、思い込みを先行させ、まわりを客観視することなく自分の世界だけで暮らしがちです。

 

この主観や思い込み、洗脳された範疇で物事を選択しつづけることをナンセンスといいます。ダイエットしかり、趣味の上達しかりです。ありとあらゆる物事にこれは当てはまり、常に自分に合っているかや結果の有無を検証し、結果の出る方に頭を働かせなければ時間の無駄遣いになります。

 

もう一つ私の実例を申し上げます。

 

不動産投資における借金です。あなたも「借金は悪」という言葉を聞いたことがあるでしょう。「良い借金と悪い借金がある」と言われても、頭がカチコチの人は、「借金にいいも悪いもあるか!悪に決まってる」となります。いわずもがな不動産投資は借金をして行います。この借金から資産が生まれることは経験者ならわかろうものですが、カチコチの人は頭で理解できても洗脳を解き放てません。それが悪いと言いたいわけなく、もし老後のために少しでも資産を蓄えたいなら、その道で結果を出している人の実際を直視する必要があると言いたのです。

 

ネットの情報も実話はあると思いますが、ガセも多く玉石混淆です。できたら実物ベースでその道の実績者をウォッチし、その人のやり方を真似ることをお勧めします。また実績者といっても一つのパターンでは自分に合わないときに対応できません。登山の登り方は何通りもあるのと同様に、自分に合わなければ合う人を探し続け、結果の出るまで真似を続けることが秘訣です。

 

私のAGA治療は何パターンもなく、正直1,2パターンくらいしかありませんが、それでも未だに効果のないガセ商品に四苦八苦している人もいると思うとゾッとします。食生活の改善が悪いのではなく、優先順位としてフィナステリドはマストなのです。それをやったうえで、食事も運動も睡眠も気をつければいいのであって、フィナステリド抜きに改善は無理と素直に受け入れることです。

 

なにごとも現実を受け入れ、何が正しく何が誤りなのかを、自分の肌質・体感・気持ちのフィット具合いと照らし、それを結果の出るまで続けることが大切です。「本当に借金は悪なのか?」とか「良い借金は存在するのでは?」と、調べて実践者を目の当たりにすることです。

 

なぜ「素直」なのか?

 

それは結果を出せるからです。幸せになれるからです。人は思い込みの産物で、意識しなければ「いま自分が知っている世界」から脱却できません。自分のやり方に固執せず、結果の出ている人物を真似ましょう。そして自分に合っているかや結果の有無を検証しましょう。

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。