「優秀な人間」の定義
「優秀な人間」とはどんな人間を指すのでしょうか?
人の数だけ答えが違いそうです。
・頭脳明晰な人
・文武両道な人
・性格がよい人
・スティーブ・ジョブズのような人
・ビル・ゲイツのような人
などなど
あなたはどんな人を思い浮かべますか?
あくまで答えの一例ですが、「年収1億円を稼ぐ1日1分投資」の著者 山下頸さんは父親からの教訓として以下の言葉を紹介します。
「優秀な人間とは神童ではない。年齢を問わず毎日少しずつ成長する人間だ。子供のころの差は大人の差とは違う。大人になっても毎日成長し続ける人間が優秀な人間なんだ」
山下さんは高校時代の担任教師からもらった言葉も大事にされます。
「人生とは選択だ!これから君たちは自分の判断で選択をしていくことになる!しっかりと考えるんだ」
山下さんは以前に紹介した小林昌裕さんが代表を務める「副業アカデミー」の株式投資講座の講師を務めます。1986年生まれで30代前半にして年収1億円を誇る秀才。チャート分析により相場の方向性を見極め、ある一定の動きをした時にしかトレードをしない再現性の高い手法で生徒の指導にあたられます。
優秀な人間の定義が「毎日少しずつ成長する人間」なら、成長の定義とはなんでしょうか?
それは「なりたい自分」に向かう勇気の実行ではないでしょうか?
山下さんの恩師の言葉を借りれば、「勇気」を選択すること。
では「勇気」とはどういうことでしょうか?
それは自分を突き放すこと、自分を捨てることではないでしょうか。
・怠惰に流れる自分を突き放し、捨てる
・プライドを保とうとする自分を突き放し、捨てる
・過去(のやり方)に固執する自分を突き放し、捨てる
など。
格好つけて「なりたい自分」になれるでしょうか。今までの延長線上でなれるでしょうか。自分の弱さを認め、恥を忍び いや 恥を誇り、今の自分でできることを着実に確実に実行する様(さま)、それを「勇気」と呼び、「勇気」を継続する人間を「優秀な人間」と呼ぶのだと思います。
こんなことわざがあります。
「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」
「自分の命を犠牲にする覚悟があってこそ、初めて窮地を脱して物事を成就することができる」という意味ですが、これを "ここ一番" ではなく、"毎日" 小さく小さくできる範囲で実行することが「なりたい自分」ならびに「優秀な人間」への道(王道)と考えます。
今回は山下さんが大事にしている言葉に私の考えを載せ、「優秀な人間」の定義を考えてみました。
あなたのこれからの、いや「今日」の参考になりましたら幸いです。