成長会社のトップ10の条件
日本光電工業副社長でいらっしゃった井原隆一さんの言葉に「成長会社のトップ10の条件」があります。この10の条件が非常に的を射ている気がし、個々人にも当てはまると思い、紹介します。
1.自分に厳しい
2.がめつい
3.エリート意識がない
4.洞察力がある
5.物、人に対する感謝の念が強い
6.これでいいと満足しない
7.数字が読める(将来の計算をするのが巧み)
8.厳しい体験の中から自分が成長する糧を見出している
9.独りぼっちになる(反省)
10.天才は一人もいない
いかがでしょうか。
井原さんは当時に、実際に成長会社のトップ30数人と対談をされたことがあり、そのときに上記共通点を見出されたとのことです。さらに井原さんは深堀りします。
どうしたらトップ10の条件をもてるようになるのか?
井原さんが導き出した答えは「無私」です。「無私」。自分を捨てるということ。自分の地位や名誉、報酬など、自分の枠組みから離れ、公の心で経営に専念できるか否か、そこが分かれ目と言われます。
10年以上も前の話です、有名だったある経営者がこんな言葉を残されています。「経営とは下りエスカレーターを駆け上がるようなもの」。それだけ経営はおもしろくも、たいへんなものということでしょう。私みたいな凡人会社員には到底わからない領域ですが、井原さんの言われることと重ねれば、「自分を捨てない限り、とてもじゃないが、下りエスカレーターを何年も駆け上がることはできない」ということになると思います。
私たちの人生におかれましても、何かしらの努力を継続することは本当にたいへんなことです。継続自体がたいへんなのに、努力の継続ともなればなおさらです。しかし「無私(公の心)」があれば、きっとめげずに努力を継続できるのかもしれません。
ぜひ壁にでも張り出し、何度でも拳々服膺したい箴言です。
成長会社のトップ10の条件
1.自分に厳しい
2.がめつい
3.エリート意識がない
4.洞察力がある
5.物、人に対する感謝の念が強い
6.これでいいと満足しない
7.数字が読める(将来の計算をするのが巧み)
8.厳しい体験の中から自分が成長する糧を見出している
9.独りぼっちになる(反省)
10.天才は一人もいない
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。