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「幸せ」を考えさせられる逸話

幸福を考えさせられる題材として有名なヨーロッパに伝わる逸話があります。

 

あるお金持ちがお金では幸せが得られないことに気づき、アフリカの田舎を旅しました。そのときにみすぼらしい格好をした現地人が昼間から寝そべっているのを発見、お金持ちはその現地人に次のように話しかけ、会話をしたそうです。

 

お金持ち「君は昼間から何で寝そべっているのかね?」

現地人「旦那さん、昼間から寝そべっていたらダメなんですかい?」

お金持ち「みんなが汗を流して働いているんだから、君も働くべきではないかね?」

現地人「何のために働くんですかい?」

お金持ち「働いてお金を稼げばもっと裕福な暮らしができるのではないかね?」

現地人「裕福な暮らしとはどんな暮らしですかい?」

お金持ち「裕福になれば、毎日何の心配もなくのんびりと暮らせるようになる」

現地人「旦那さん、それだったら何も苦労して働くことはありません。私は毎日こうしてのんびり暮らしていますから」

お金持ち「ム・ム・ム~」

 

お金持ちはこの現地人との会話で本当の幸せの意味に気づいた、という話です。

 

似たような逸話は他にもあるため、あなたも似たような話は聞かれたことがあるかもしれません。釣りバカ日誌のハマちゃんとスーさんの関係もこれと似ていますね。

 

人があくせく働けば、自分も働かないといけないとか、みんながマイホームと言ったら自分もマイホームとか、日本人にありがちな右に倣(なら)えを自分の本当の幸せと照らす必要がある、ということです。

 

前回の記事ではないですが、人と違うことをするのは時(とき)に勇気が入りますし、孤独がともないます。しかし大きく成功する投資家は「逆張り」とか「人の行く裏に道あり花の山」と言って、人と違う行動を取ります。

 

大事なことは人と同じ行為をすることがダメなのではなく、人と違うことをすれば成功するのではなく、自分が素直に幸せと思える行動をする「姿勢」にあるのだと思います。私は友人や仲間は大切だと思っていますし、恋人も家族も大切だと思っています。そういう観点から、みんなと同じ行為(行動)をするなかにも、幸せを感じられるシチュエーションはいくつもあります。すなわち右に倣えの中にも幸せはあるということ。

 

ただこれまであくせく働くことのみ善と思ったり、休むことや遊ぶことに引け目を感じてきた人などは、上掲の逸話はこれまでの価値観や考え方を変えるきかっけとなるかもしれません。あなたはいかがお感じになりますか?

 

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。