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歩兵の生きざまpart2

前回の記事「歩兵の生きざまpart1」では、「お金の常識にダマされるな!」の著者:田口智隆さんが神社仏閣巡りをしていた時に、あるお坊さんから聞いたエピソードを紹介しました。

 

今回のpart2では、私なりに「歩兵」と「成金」を交えての、歩兵の生きざまについて論じてみたいと思います。

結論からいうと、歩兵は歩兵なりに、成金は成金なり幸せになれるということ。

 

あなたは経営戦略などで有名な「ランチェスターの法則」をご存じでしょうか?

ソフトバンクグループ社長の孫正義さんなど、名だたる経営者や企業が導入し、結果を出されている戦略です。詳細は触れませんが、このランチェスター戦略の大本を為している構えに、弱者の戦略と強者の戦略があります。

 

弱者とは零細企業や中小企業を、強者とは大会社(上場会社等)をイメージしていただければけっこうです。

 

つまるところ、弱者には弱者の戦い方があり、強者には強者の戦い方があると。それを踏まえ、両者の戦い方(戦法)を教えてくれる法則です。

 

このランチェスターの法則に習い、話を「歩兵」と「成金」に戻しましょう。

私は「歩兵」は「歩兵」なりに、「成金」は「成金」なりに幸せになれると考えます。「成金」のイメージは、例えば遺産が入ったり、宝くじが当たったり、IPO株でお金持ちになったり・・・。

 

仮に成金が一日1000歩を歩める限界値なら、1000÷1000で、結果、”1歩” です。確かに歩兵の "1歩” と価値は変わりません。しかし1歩の中身として、量や選択肢が格段に増え、増えた分だけ人への貢献度が上げられます。その点がアドバンテージとなるため、あなたが「成金」になった暁には、ぜひそのアドバンテージを活用し、あなたなりの全力の1歩を歩んでいただきたいと思います。

 

「成金」で気をつけなければいけないことは「急」ということ。

急にお金が増えたり、急に立場が優位になったり、の「急」です。

 

人は「急」に耐えられない生き物でもあり、今までの自分に戻ろうとする(脳の)習性があります。よって勘違いしたり、散財したり、豪遊したり、と本来の自分を見失い、元の自分に戻ろうとするのです。恐いのは勢い余って元の自分以下にもなってしまうこと。

 

そうならないためにも、の自分ができる最善の “一歩“ と向き合う習性をつけることです。その思考習慣・行動習慣が急激な環境変化に負けない ”1歩“ を作ってくれます。

 

いつなんどき、どんな歩幅であろうとも、 “1歩“ に向き合う姿勢はど真剣でありたい。1÷1の1歩だろうと、1000÷1000の1歩だろうと・・。

 

ついては、今の自分という名の駒が「歩兵」でも「飛車」でも「と金(成金)」でも、「目の前の一歩に最善を尽くす姿勢が幸せを産む」という形はなんら変わりません。

 

ですから堅実に自分の力量を上げていくことが望ましいものの、良かれ悪かれ、な環境変化を怖れないでいただきたいのです。

 

あなたがどんな環境にあろうとも、そこの最善の一歩、そこからの最善の一歩のみが、あなたの幸せをつくるのですから。

 

繰り返します。

 

どんな駒(環境・立場・歩幅)だろうと、価値ある ”1歩“ は存在し、私たちはそこを歩めるのです。歩むのです。

 

あなたが今どんな状態でも、“1歩“ に幸せは用意されています。

確実に、着実に、あなたなりの “1歩“ を見つけ、堂々と歩んでいってください。

 

最後にまとめます。

 

置かれた環境下で、全力(最善)の一歩を歩む姿勢を「歩兵の生きざま」とし「歩兵の生きざま」が幸せをもたらすとするならば、それはすべての駒に求めらる共通項だということです

 

今回(当タイトル記事)も2回に分けてお送りしましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

引用・参考文献

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