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ベンジャミン・フランクリンの言葉part2

前回の記事「ベンジャミン・フランクリンの言葉 part1」はいかがでしたでしょうか? "これは!" と思う言葉はありましたでしょうか?

 

今回はpart2です。

 

・あなたがたは商品を安く買いたいと思っているし、実際割安な物もあるかもしれない。しかし使う機会がない物なら結局は高い買い物になってしまう。「不要な物を買っていると、やがて自分に必要なものまで売るはめになる」「得だと思う買い物をして、没落した人は多い」「金を使って後悔を買うのは愚か者」

 

・見かけが美しいというだけで、どれほど多くの人が欲しがることか。こうした贅沢品によって上流の人々が貧乏になり、かつて蔑んでいた勤勉と倹約で地位を維持している人たちから金を借りるはめになるのである。そうなってみると「自分の足で立つ農民の方が、ひざまずく紳士よりも上」なのである。

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・そうした紳士たちは財産をいくらか受け継いでいたことだろう。ところが "今は昼間で夜になどならない" とか "こんなにたくさんの金があるのだから、少し使っても心配することなどない" と考えたのだ。「食べ物を容器から取るばかりで補充しなければ、すぐに底をつく」「井戸涸れて水の貴きを知る」

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・この警告に従っていたら、彼らもそれくらいわかったはずなのだが。「金銭の貴さを知りたければ、行って金を借りて見よ」「金を借りに行くとは、悲しい目に遭いに行くことだ」そんな人たちに金を貸す人だって、返してもらいに行くとき、嫌な思いをする。

 

・一つ高価な物を買うと、外見を全体的に合わせるために、あと10個買わなければならない。「最初の欲望を抑える方が、それに続くすべてを抑えるより簡単だ」

 

・借金をするとどうなるかを考えてみよう。あなたは自分の自由を他の人に与えるのだ。自由の身に生まれた者ならば、相手が誰であろうと人に会うのを恥じたり、話すのをこわがったりしてはならないはずだ。しかし貧乏は人から気力や徳をすべて奪ってしまう。「空の袋はまっすぐに立つのが難しい」

 

・今のところあなたは商売が繁盛していて少しくらいのぜいたくは堪えないから大丈夫だと言うかもしれない。しかし「老後と貧困に備えてできる間に蓄えよう。朝日が一日中照っているわけではない」儲けは一時的なものだが、生きている限り支出は必ずある。「明日の朝、借金を背負って目覚めるより、今晩の食事を抜いて寝よ」「得られるものを得て、得たものを手放すな。この教訓こそ錬金術の<賢者の石>なのだ」

 

 

part2はいかがでしたでしょうか?

フランクリン氏が言われることは、まさに盤石の教え、ここまで自分を練り上げることは相当難しく、一生のテーマと心得た方がよいでしょう。しかし最後のフレーズにあるように「錬金術(賢者の石)」であることも確か。最初は身近なところから実践し、何度もつぶやきながら、自分の血肉としていきたいものです。

 

 

part1・part2と長丁場にわたり、最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

引用文献

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