心の戦士!~心が前向きになる言葉~

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苦手な人がいる方へ

人間関係にまつわるお話しです。

 

職場や何かのコミュニティにおいて、苦手な人やストレートに言えば嫌いな人が現れたとき、あなたはどのように対応していますか?

 

知の巨人と呼ばれた経営学者:ピーター・F・ドラッカー氏は「チームで成果を上げたいなら、人間関係の好き嫌いを気にしてはいけない」と言われます。

 

もともとチームは成果を上げために存在し、協力してこそ成し遂げられるもの。だから、個々の好き嫌いでコミュニケーションを取らなかったり遠ざけたりすれば、成果は遠のく 一方。

 逆に成果を上げるためにコミュニケーションを取っていれば、相手のいいところ(気の合うところ)が見えるかもしれない。

 ドラッカー氏はそのように言われるのです。

 

チームが成果という同じ方向を向いていれば、好き嫌いは二の次、そんなに問題なくなるともとれます。私はこの視点は非常に大事だと考えます。

 

成果 成果とあげましたが、そんなに成果を求めていない会社や組織、コミュニティも多く存在し、そこに参加する人にはいささかピンとかない話だったかもしれません。その人たちにとっては人間関係が時間の経過の大きなウェイトを占めるはず。

 

私はこの点について、成果を「本来の目的」に置き替えればいいと思います。例えば仕事であれば給料、ゴルフであればゴルフ、ボランティアであればボランティアです。そのチーム(集まり)は何かしら目的があるはずなので、その目的を第一に考えれば、その他は二の次でいい。特に最近の社会人はその傾向が強いように感じます。

 

しかし今でも仕事を辞める理由の第一が、人間関係だそうです。

私も職場に数人苦手な人はいますが、私が出社する大目的は給料割り切っており、給料を上げるために会社への貢献があり周囲への配慮があると位置づけています。ですので苦手な人にも戦略的に微笑みます(笑)

 

いっけんわがままなようですが、自分にも苦手な相手にも一番いい結果がもたらされる最善手だと私は思っているのですが、いかがでしょうか。

 

今、あなたの目の前の人間関係も、10年後に存在するかはわかりません。10年後は10年後の人間関係が存在しているのではないでしょうか。であるなら ある種 今の人間関係は掛け替えのないものとも取れるわけで、だからこそ争いごとは避けたい、できたらいい思い出にしたい、そのためにも成果(本来の目的)にフォーカスするのです。

 

最後にもう一度ドラッカー氏の言葉。

「成果を上げたいなら、人間関係の好き嫌いを気にしてはいけない

 

成果は私流にいえば本来の目的。

あなたはその場所で、何を一番の目的としますか?

原点回帰が心のゆとりをつくります。

 

 

引用・参考文献

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