心の戦士!~心が前向きになる言葉~

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成長したい方へ

日々成長する人はどういう心、どういう気持ちを根底にもっている人なのか。

 

それは普段から “人の役に立ちたい“ と思っている人だとピーター・F・ドラッカー氏(知の巨人と呼ばれた経営学者)は説くのです。

人の役に立ちたいという気持ちほど、人を成長させるものはない」と。

 

例えばあなたの大切な人が病気になり、あなたはその人の助けになりたいと強く思ったとします。その時はあなたはその病気について調べたり、人に聞いたり、その大切な人が求めている物や欲している物を探し提供すると思うのです。

 

この一例をとっても、“助けになりたい” “役に立ちたい“ という気持ちは「行動」を生じさせる原因となっていることがわかります。

あなたはその大切な人のことを思えば思うほど、結果的に「行動」するしかなくなるのです。自然発生的に・・。

 その行動があなたの経験知、体験知となり、その経験知・体験知こそが、あなたの成長です。日々成長する人というのは、この経験知・体験知を日々積もらせ学習し整理し、都度結果に結びつける人です。

 

話しは少し変わりますが、ネットワークビジネスという業界があります。人づてや口コミで商品を販売する形態で、連鎖販売、組織販売とも言われます。その業界ではアムウェイという会社が一番有名なのですが、そのアムウェイの中で10年以上トップに君臨するディストリビューター(販売代理店)に中島薫さんという方がいます。

 

その中島薫さんは著書「始めるのに遅すぎることなんかない②」で次のように言われます。

『天才の特徴は「愛」である』

 

ピカソはなぜあれだけの良作を生み出せたのか?という問いに、作詞家でプロデューサーの秋元康さんはよく「多作だったから」と答えるそうです。それに習い秋元さんも日々作詞という作品作りに励まれているのでしょう。

 

用語はともかく “人の役に立ちたい“ とか「愛」という気持ちは「行動」に直結し、その行動が次の行動を生み、経験知・体験知となり、成長が図られる と私は理解しました。つまり人の役に立とうとすればするほど、結局自分の役に立っているということ。

 

自分を優先する方が自分の役に立てると思いきや、実は逆であるという事実は人生の本質を垣間見ている気がします。

 

本心から、心から、“誰かの役に立ちたい“ と思える人間性の育みこそ、人生の土台として重要であるということですね。

 

 

引用・参考文献

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