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「貯金」の極意1

貯金の極意はさまざまありますが、ここでは林学博士、造園家、株式投資家として名をはせた本多静六氏の「精神的な贅沢」を紹介します。

 

本多静六氏を少し紹介すると、日本の「公園の父」と言われていて、苦学して東大教授になり、教授時代に「月給4分の1天引き貯金」を実践。それによって貯金の「雪の玉」ができあがり、それを元手に株式投資。巨万の富を築き、停年と同時に全財産を寄付したことで有名。

 

そんな本多静六氏は、1952年(85歳)の亡くなる直前まで、健康的に仕事を続けられていたそう。自身の健康法について下記のように仰っています。

 

 

1 人間は老衰するから働けなくなるのではなく、働かないから老衰する。
2 「忙しさ」が自分を若返らせる、忙しいことほど体の薬はない。
3  私の健康法は、愉快に働いて、粗食をうまく食る。物質的な贅沢ではなく精神的な贅沢をする。
4 朝早く希望に目覚め、深夜、感謝の気持ちで眠る。
5 70年すぎた私は今も大いに学ぶ。年老いてなお、向上心と努力精進の意欲に燃えている。
6  私は八十歳を過ぎても、まだこの先、百二十歳まで生きるつもりの「人生計画」を立てている。

 

これらは健康法について述べたことですが、この健康法こそが彼の蓄財の大本となっているのです。

大学教授時代の4分の1天引き貯金の際に、大いに発揮されたのが精神的な贅沢」

 

現代流で言えば、欲しいもの、買いたいものを据え置き、いつでも買える余裕感に満足を覚える。高級レストランより、健康的な食事に満足を覚える。そんなところでしょうか。

そのように満足を覚えられたのは、彼に「貧乏を克服し、経済的自立を図る」という明確な目的があったからです。だから仕事(職業)を道楽にまで昇華させたのです。

 

彼の考え方が顕著にわかる名言を下記に紹介します。

・最高の満足は、努力そのものの中にある。

・人生即努力、努力即幸福、これが私の体験社会学の最終結論である。

・人生最大の幸福はその職業の道楽化にある。
 富も名誉も美衣美食も、職業道楽の愉快さには遠く及ばない。

 

 

彼の考え方を踏襲し、貯金の極意を私流にまとめたのが下記です。

・誘惑にいちいち惑わされないくらい、毎日楽しめる仕事を持つ

・貯金ができていることそのものを、自信と喜びとする

・投資で世の中の経済発展に貢献する。

 

消費に走らない「精神的な贅沢」は、没頭できる仕事があってこそ成り立つものと考えます。仕事でなくても、お金のかからない趣味や遊びでもいいと思います。

 

ぜひ貯金を膨らましていく贅沢を体験してみてください。

貯金額が膨らむほど、あなたの可能性も膨らみます。それが精神的な贅沢。

 

私も投資信託を8年前から始めて、それなりの積立額になりました。(現在38歳)

しかしまだまだ私の精神的な贅沢が尽きることはありません。年金問題が話題になっていますが、老後の備え(長生きのリスク)という自分事を超え、もっと困っている人や会社に貢献したいという大欲があります。

私事は今後別の記事で綴っていこうと思います。そのときはよろしくお願いします。

 

貯金の極意 ━ それは精神的な贅沢の育み。

あなたが少しでも貯金に興味があれば、 この記事を参考にしていただけたら幸いです。

 

 

参考文献

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