心の戦士!~心が前向きになる言葉~

どんなときでも心を晴れやかに!→ 心の戦士いざ参上!

「2020」今年の御礼

本日は2020年12月31日。2020年の最後の日です。

 

振り返れば、2020年の6,7割は、新型コロナの感染拡大(の行方)に翻弄されました。それにより、お辛い日々を過ごされた方も多かったことでしょう。

 

私は保険会社に勤務する者のため、幸い業界や職種として、ネガティブな影響を受けることはありませんでした。しかしニュースを開けば、派遣切りや失業の報道は多くなされ、そのたびに胸を痛めたしだいです。

 

しかし裏を返せば、そんなときこそ、前を向く力を醸成できるときです。きれいごとと言われるかもしれませんが、「危機の機は機会の機」です。機会とは「チャンス」

 

「チャンス」に目を向け、新しいスタートを切る人から、振り返ったときの現況(2020年)を「感謝」の年に変えられます。つまり過去は変えられるということです。

 

そう考えれば、先に私は新型コロナによるネガティブな影響は受けなかったと申しましたが、それが本当に「感謝」の対象なのかは怪しくなります。本当はジリ貧を辿ることになるかもしれません。

 

人間万事塞翁が馬(にんげんばんじさいおうがうま)」という故事がありますが、意味は "人生の幸不幸は予測できないもの" で、誰もがそのフェーズに立たされます。ということは外部環境をいかに前向きに捉えるかの「内面」だけが人生を分かつということになります。

 

この2020年の吉凶は、翌年、翌々年、いや死ぬまで判断がわかりません。

 

私たちがすべきことは2020年を「吉」とすべく、現段階から現状を前向きなものとするだけです。前向きとは"希望"であり"手応え"です。それさえあれば現在がどの段階にあろうとも関係ありません。そう思い、信じることが2021年に向け本当に大切なことになります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

人生の幸福というものは、現在の生活自体より、むしろ、その生活の動きの方向が、上り坂か、下り坂、上向きつつあるか、下向きつつあるかによって決定せられるものである。つまりは、現在ある地位の高下によるのではなく、動きつつある方向の如何にあるのである。

したがって、大金持ちに生まれた人や、すでに大金持ちになった人はすでに坂の頂上にいるので、それより上に向かうのは容易でなく、ともすれば転げ落ちそうになり、そこにいつも心配が絶えぬが、坂の下や中途にあるものは、それ以下に落ちることもなく、また少しの努力で上へ登る一方なのだから、かえって幸福に感ずる機会が多いということになる。

 

本多静六著「私の財産告白」より抜粋

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

前回も紹介した本多静六氏のお言葉です。(本多静六氏は明治32年に日本で最初の林学博士となられた方です。造園家、株式投資家の顔ももたれ、日本の「公園の父」とも言われます)

 

派遣切りにあった人や、失業した人を、私ごときが軽々に励ませられませんが、当ブログがお役に立てることがあれば、それは先達の言葉、数々の言葉を紹介し、なんとか希望を見失わないように祈ることだけです。

 

まずは本日の23:59をもって、私もあなたも、2020年はいったんご破算にし、2021年の起床から、気持ちを新たに、明るい未来を、外部環境・内部環境ともに、燈してまいりましょう。

 

本当に2020年は、お忙しいなか、当ブログをお読みいただきありがとうございました。2021年は、私の本業が忙しくなる予定もあり、更新頻度は落ちるかもしれません。しかし引き続き、あなたの心を前向きにする(だろう)記事は綴ってまいる所存です。

 

大切なのは、現実に対しての心の向きです。先の本多静六氏のお言葉どおり。を向く心の醸成こそ、現実を変える一歩です。

 

どうぞ2021年もよろしくお願いします。

 

本日もお読みいただきありがとうございました。良いお年をお迎えください。

 

f:id:leonet0702:20201230114427j:plain

 

f:id:leonet0702:20201230114452j:plain