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「体験」の価値

「やってみなはれ。やらなわからしまへんで」

そう頻繁に口にされたのはサントリー創業者の鳥井信治郎さんです。

 

昭和や平成でも求められた進取の気性は、令和(時代)でますます価値が高まります。ジーエルアカデミア(株)代表の塚本亮さんは著書「自分イノベーション」で次のように言われます。

 

「やってみないとわからないことだらけならば、行動するために考えるより、考えるために行動することが大切になります」

 

そう、まずは行動から入り、行動の最中に振り返り考えるスタイル。行動しながら微調整を繰り返す方が、実は安定的で最短という考え。

 

塚本さんはこうも言われます。

「世界的に見ると、日本人は行動が遅くその原因に綿密なPDCAサイクルがあると言われます。しっかりしたPlanをつくるために時間をかけすぎ、Doまでの道のりが長くなる傾向のことです」

 

「ある世界規模のビジネススクールの担当者に聞いた話です。そのスクールが開催するビジネスプランコンテストには、世界中から参加者が集まりますが、その中に日本人はほとんどいないと言います。理由は日本人は "良いプランができたら応募しよう" と考え、他国の人は "面白そうだからとりあえず応募しよう" と考えるためです」

 

塚本さんは続けます。

「 "先に応募することを決めたら、必然的に良いプランを考えなきゃいけなくなる。だからまずやってみればいいのに。せっかく高い思考レベルをもっている日本人が応募してこないことはとても残念だ" という嘆きは今でも印象に残っています」

 

引用・参考文献

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現代社会は日本の枠内だけでは語れず、グローバル社会のモデルや考えが浸透し、グローバルスタンダードが日本の既存をあらゆる面で塗り替えます。本記事におけるグローバルスタンダードとは情報化社会に対し、自分で情報を取り、自分から行動を起こす積極を指します。

 

そして体験こそもっとも貴重な情報ゆえ、体験者が市場ニーズの高い体験談を情報として発信すれば、掴みに来た市場(読者)がイコール集客となりビジネスも成り立つしくみです。

 

ビジネスはさておき、体験こそもっとも現実に即した情報ゆえ、活字や人づてより何倍も精度の高い、いや1番精度の高い情報です。よって「願望実現」を一番確実なものにする行為となるわけです。あなたはこのような言葉を聞いたことがありますか?

 

「願望は知識」

 

意味は「知識がなければそもそも願望を描きようがない、願望を描くにはまず知識習得から」ということ。ですので "私には夢がないとか、願望がない" という人は知識量が足りないせいかもしれません。

 

ここでいう知識を「情報」と読み替えれば、最も精度の高い知識は「体験」となり、体験が願望を創造・更新します。

 

自分事においても、他人事においても、「体験」ほど貴重な情報はありません。あなたの体験は必ず誰かの役にも立ち、誰かの体験もまたあなたの役に立ちます。偉人の名言も紹介しましょう。

 

「何かを学ぶためには、自分で体験する以上にいい方法はない」

by アインシュタイン(ドイツ生まれの理論物理学者)

 

あのアインシュタインをもってして「体験」の価値を語られます。

 

行動を伴わない想像力は、何の意味も持たない」

by チャップリン(イギリス出身の映画俳優・映画監督・コメディアン)

 

行動とは体験でしょう。体験すれば想像と違うこともある以上、いち早く確認したほうがあらゆる面で得策です。

 

「体験」の価値。

私流に解せば、最も精度の高い情報につき、以下の3点にまとめます。

・現実直視(学び)=時短(想像で時間を無駄にしない)

・願望の創造(更新)

・人への貢献

 

 公序良俗に反するような一部の例外を除けば、「体験量が幸福量」と言えるのかもしれません。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。