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ディープランニングと行動力

人工知能AIの手法に「ディープランニング」があります。多量のデータを読みこませ、その量をもとに数式や理論を作成するというもの。実業家の堀江貴文さんは橋下徹さんとの共著「生き方革命」で、このディープランニングと脳の回路の組み換えを、行動力に紐づけて語られています。

 

どういうことでしょうか?

 

AIの機能精度は、ディープランニングでいえば、大量のデータを浴びることで向上します。人間も情報を浴びることで少しずつ脳の回路が組み変えられ、やがて高度な判断も瞬時にできるようになるということ。脳科学的な裏付けがあるわけではありませんが、堀江さんの体感からはそのように感じているみたいです。

 

確かに同じことを何年もやっていれば体験や経験が増し、それがある種の判断を可能にするということはよくあります。このケースでは体験や経験が情報ということになります。

 

そうであれば人間は動き続けること以外に判断力を養う方法はないと言えます。最大の情報は己が行動と体験です。この五感を通して染みわたる体験こそ、あらゆる情報を判断するセンサーとなり、それがさらにデータを積み重ねる動機にもなります。

 

最終的に行動量が重要なら、最初の行動はどうすればいいのでしょうか。そこは頭にインプットする情報がモノをいうでしょう。例えばです。私がやっている医療脱毛を例にとります。現在の医療脱毛の機器は、毛根の黒い部分に反応して照射されます。ということは白い毛には効かないということ。しかし歳を取れば取るほど体のあらゆる部分に白い毛が目立ち始めます。そうです、現在の医療脱毛のしくみが変わらないことを前提に考えれば、医療脱毛は早く始めなければ、永久脱毛は実現しにくくなるということです。

 

これも一つの情報です。50代からひげ脱毛を始めても、20代の完成度には達しないわけなので、これだけとっても決断の材料になります。もう一つ私がやっている薄毛のAGA治療もしかりです。AGAは進行形であることは誰もがご存じと思いますが、知らない人もいると思います。知らない人は薄くなってからでいいや・・と高を括るかもしれません。しかし薄くなってからでは正直遅いです。健康全般に言えることですが、毛髪は代表格で、予防こそ最大の薄毛治療というのが常識です

 

子どもを産むこともそうです。精子卵子は20代より30代、30代より40代のほうが元気で健康な子どもを産みにくくなるそうです。自分の人生のタイミングも大事ですが、健康的な観点を決断の材料にするというのも一つの角度です。

 

一方で「情報の断捨離」が必要という話もあります。現代は情報の渦に巻き込まれやすく、自分を見失いがちというもの。私はこの両者はまったく別物だと思います。日頃は情報のシャワーを行動の材料にし、遮断するときは遮断する、そのメリハリが重要だと思います。

 

メリハリがあれば、のべつ幕なしに情報を浴びることはありません。のめり込む対象がない人が、中途半端に満遍なく浴びてしまいます。休むときは休む、遊ぶときは遊ぶ、そのメリハリをもって、それ以外の時間はできる限り行動を前提に情報を浴びる、それがきっとあなたの有意義な行動に結びつきます。

 

また情報を浴びる副産物として、「これ以上情報を入手しても仕方がない」という状態があります。これは行動の有無を決定するチャンスです。なんでもかんでも行動すればいいというわけではなく、あくまで情報は判断材料に過ぎません。情報化社会と言われる以上、ジャンクな情報をかき分け、有益な情報をゲットする能動的な姿勢が有益な行動(判断)につながります。

 

ディープランニングと行動力

 

経済学者の竹中平蔵氏は各所で「川を上り 海を渡れ」と言われています。狭い世界に埋没せず、情報から世界を広げ自分を自由にさせてあげましょう。自由がきっと幸福を引き連れてくれます。

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。