夢のサイクル
野村證券伝説の営業マンと呼ばれた市村洋文さんをあなたはご存じでしょうか?
プロフィールを簡単に紹介します。
1983年に新卒で野村證券に入社、30歳で月に600億円を売り上げ 野村證券における最年少記録を樹立。37歳で最年少支店長となり、営業マン2万名の教育指導者になられます。
39歳に野村證券からKOBE証券(現インヴァスト証券)にヘッドハンティング、当時最年少での総合証券社長としてご活躍。2007年に現ファーストヴィレッジ株式会社を設立。
そんな恐れ多い経歴の市村さんが2015年に「夢への階段の登り方」という著書を発売され、そこに「夢のサイクル」というものが載っています。至極ごもっともな内容で、あなたのご参考になればと思い、著書から抜粋します。
<夢のサイクル>
夢のある人には目標がある
目標がある人には計画がある
計画のある人には行動がともなう
行動のある人には必ず成果が出てくる
成果がある人には自信がついてくる
だからまた夢を作る
それは目の前のことに没頭して
一所懸命やることなのだ
そこから人生の扉が開く
思いが強ければ強いほど
夢は必ず実現する
努力をすれば必ず夢は叶うのだ
引用・参考文献
とても熱い内容です。
市村さんの著書を拝読すると、やはり元トップ営業マンでいらしただけに、仕事に対する姿勢、心構えが俄然 厳しいです。実際彼は夢の実現にこう話されます。
「能力の差などはほとんどない。能力があるから仕事ができるのではなく、あるのはやる気と意欲だ。この二つがあるかないかでビジネスの人生は決まってしまうのだ」
しかし彼は精神論一辺倒にありません。
<夢のサイクル〉をもう一度ご覧ください。
夢を目標に置き替えるところから始まります。
彼は短期目標の達成が長期目標の達成を可能にすると言われ、「今日」に達成可能なギリギリの目標を敷くことを推奨されます。そして必ずやり遂げろと。
夢があるなら「現実的な階段」に落とし込み、その「一段」を今日に敷く、そして確実に着実に登り切る、その継続が夢のサイクルで「やる気と意欲」がそれを下支えすると、私は解しました。
野村証券は当時ノルマ證券と言われるくらい、厳しいノルマを課せられたそうです。その中でトップを走り続けた市村さんの姿勢は、私たちの襟元をキリっと正します。
<夢のサイクル>
あなたはいかがお感じになりましたか?
私と同様、共感を覚えるところがありましたら、ぜひあなたの毎日に背景として据えられることをお勧めします。きっと毎日にハリが出ます。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。