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書を捨てネットを活用せよ

30年前くらいは本を読めば、「書を捨て街に出よ」というフレーズをよくみかけました。今も「街に出よ」は当たっていますが、その前にネット検索が主流になっていると思います。

 

例えば私が行っている投資信託。毎日積立を開始したことは以前にお伝えしましたが、どのファンドにいくら投資するかは証券会社の詳細検索で調べまくります。またファンドアナリストの評価や格付け機関の評価も参考にします。そのようにしながら15種類くらいのファンドを選定したわけですが、そのようなプロセスはもちろん本には載っていません。推奨銘柄や推奨ファンドが載っていたとしてもやや古い情報です。

 

つまり「書を捨て街に出よ」の「街に出よ」は、街に情報があるから言われた言葉と理解できます。例えば恋人探しや出会い探し、習い事や遊び等、すべて街に出なければ行えない時代が20年前です。しかし今はどれもネットでできます。Web3.0が進めば、メバタース上で買い物は当たり前、さまざまなことができるようになるでしょう。それでもアナログの価値は消えません。今でもZOOMで話すのと面と向かって話すのとでは、やはり後者の方が情報量が多く臨場感が味わえます。

 

つまりこうです。行動を起こす前にネットで情報収集する。それも広く深く。そうすれば行動に移そうと思える情報にきっと出会えます。出会えれば行動します。現実が動きます。改善できます。どこかで目的が達成できます。

 

よく考えたら何を当たり前のことを・・と思われるかもしれませんが、意外にネット検索も面倒です、億劫で先延ばしにしている対象は少なからず皆あると思い、改めてネット検索で情報と格闘しながら目的の対象にありつけていただきたいと書きました。

 

願望 → ネット検索 → 行動 → 継続と改善 → 成就

 

ネット検索は願望と行動を結びつける重要な役割を担います。しかし最終的には「やってみなけりゃわからない」という状態になります。それは当たり前です。問題なのはどこでやるかということ。投資でしたらどの銘柄を買うのか、投資信託ならどのファンドを買うのか、フィットネスジムならどこのジムに入会するのか・・ということ。

 

「未来は不確定=行動の先は不確定」は、当たり前です。だからといってやみくもにやってはいけません。クーポンを使えば10%割引で購入できたかもしれませんし、初月は無料で会員登録できたかもしれません。こういった小さな手間を惜しまないこと、そこに喜びは生まれます。

 

情報は鮮度が命。今現在、俎上に上がっている情報で行動をとらえましょう。そして書籍は目的対象の全体像・概要がわかる程度で良しとしましょう。ただし一点、書籍でも古びない情報があります。それが自己啓発です。自己啓発というのは、例えば「7つの習慣」や「竜馬がゆく」など、モチベーションに寄与するすべての本です。ネット検索や行動も、エネルギーや神経を使いますので、それを支える(生み出す)モチベーションは必ずどこかで必要です。

 

なぜ書店で、コンスタントに自己啓発本が売れているのかを考えたことがあります。それはモチベーションは長続きしないため、エナジードリンクよろしく、手を変え品を変え読む必要があるからです。これは案外悪いことではありません。なぜなら失意に沈んだり、人生をあきらめた人らは、そんな本は読まなくなるからです。ということはそれを逆手に取り、読むことで人生をあきらめないようにする、それが大事です。

 

書を捨てネットを活用せよ

 

あくまでネットの情報に翻弄されず、自らの願望を目がけて主体的に収集する。それが大事。良質な情報に巡り合えなくても、やるだけのことはやったという達成感は持てます。その達成感だけで、アクションに向かえばいいのです。いつの状態も完璧はありません。とにかく使える情報は使い倒し、一日でも早く行動に移し、現実を直視するサイクルを回しましょう。そのサイクルに書籍が不要であれば、堂々と不要にしてください。現代社会における一般生活者に、書籍の必要性・活用性は日に日に薄らいでいます。ネット上でできることに積極性をもち、人生を謳歌しましょう。

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。