ＭＢ的「目標設定」のコツ

最近　ＭＢさんの著書「もっと幸せに働こう」を読みました。ＭＢさんの肩書はファッションバイヤー・ファッションアドバイザー。ファッション業界で知らない人はいないというほどＳＮＳを通して有名になっています。堀江貴文さんとも親交が深く、堀江さんも方々でＭＢさんを紹介しています。

引用・参考文献

さて、著書の中でＭＢさんが「目標設定のコツ」と題して4項目に分けて紹介されていたため、当記事ではその中の1項目だけを取り上げて紹介します。ちなみにＭＢさんは目標に縛られたくないという理由で自身は目標を設定しないことにしているのだとか。ただ一般的には目標は定めるべき・・と言われるため、4項目に分けて紹介している、という形です。

ＭＢ的、目標設定のコツは下記の4項目に分かれます。

・目標を今日のタスクまで落とし込み、自分をがんじがらめにする

・実行項目を他人と共有する

・与件※を考え、可能な限りそれをつぶす努力をする

・1週間などの期間で区切り、結果を振り返ること

※ちなみに与件とは「起こるべき可能性」を指します。例えば天気が雨だった場合は来店数が低くなるため、雨の日でも集客ができるよう、雨天割引サービスを導入しよう、といった具合です。このケースで言えば「雨天は来店数が低くなる」というのが与件。

本記事では一つ目の「目標を今日のタスクまで落とし込み、自分をがんじがらめにする」を取り上げます。

ＭＢさんは「水は低きに流れるよう、人は易きに流れる」と言われ、目標設定に「時間・場所・人間」をピンポイントに抑えることを推奨されます。つまり「毎日本を読む」では弱いと言うのです。こんな設定の仕方では到底達成できるわけがないと。ならばどうしたらいいか？　下記がＭＢ的目標設定の仕方です。

「毎日、19時～20時に　勉強部屋で　机に向かって　先月かったマクロ経済学の本を　必ず1日10ページを　読み終わるまで続ける」

ここまでがんじがらめにして初めて行動に落とし込めると言うのです。ところで私は以前の記事でこの世は3次元で成り立っているという話をしました。3次元とは何か？　「時間・空間（場所）・物体」です。（宗教だとこれに「霊」とか「神」を持ち出し4次元・5次元と言われますが、私はそこまで考えません）ちなみに物体というのはここでは「人間」を指します。

この3次元の要素をすべて抑えることが最低限です。さらに　"机に向かって"　とか　"1日10ページ"　などを加え細かくします。これがＭＢ的目標設定のコツです。私はこの本を読むまでＭＢさんをあまり存じ上げなかったのですが、読後に印象としては、ものすごく顧客目線でロジカルで自分を律する大切さを自覚される方です。億単位のビジネスを繰り広げられることも頷けます。

2020年（令和2年）がスタートし、はや数日経っていますが、オリンピック選手に負けず劣らず？　あなたもますます活躍される年になると思います。そこでちょっとしたことからたいそうなことまで「自分をがんじがらめにした目標設定でなければ、目標達成など不可能」ということを前提とした目標設定を取り入れられてはいかがでしょうか？きっと行動しやすくなると思います。

最後に私がなぜ「ＭＢ的目標設定のコツ」を紹介しお勧めさせていただいたか？

それは一言で言えば「イメージがしやすいから」です。実際にやってみるとわかります。3次元である「時間・空間（場所）・人間」をピンポイントで抑え、さらに細かい要素を取り入れた自分は、即イメージできます。このイメージが意識（記憶）の定着に繋がり、意識（記憶）の想起に繋がります。すなわち左脳から右脳に移行できる、というわけです。この右脳で管理されることが行動力や自己管理に好影響を及ぼします。

2020年が始まったとはいえ、季節は冬。どうしても寒く外出等のフットワークは重くなりがち。そんなときでも当記事を参考にしながら、あなたの「今日」が充実されることを願います。もちろん私も頑張ります！　本日も最後までお読みいただきありがとうございました。