心の戦士!~心が前向きになる言葉~

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「困難」はチャンス⁉

私は以前に「正しい生き方の代償」というタイトルの記事を書きました。この記事は、稲盛和夫さん著「心」より抜粋した内容でお届けしましたが、改めて読み返しても 我ながらとてもいい内容だと思い(笑)、再度編集してお届けします。

 

稲盛和夫さんは著書「心」の中で次のように言われます。

「正しい生き方をしているからこそ困難に出会うのです」

 

これは西郷隆盛氏が同様のことを言われたことから受けています。


「道を行ふ者は、固(もと)より固厄に逢ふものなれば、如何なる艱難の地に立つとも、事の成否身の死抔(など)に、少しも関係せぬもの也」

<現代語訳>
「道を行う者はどうしても困難な苦しいことにあうものである。だから、どんなむずかしい局面にあっても、それが成功するか失敗するか、また自分が死ぬか生きるかなどには少しもこだわってはいけない

改めて稲盛さんの言葉。
「本来たどるべき正道を懸命に歩んでいるからこそ、困難がもたらされる。それは天が与えてくれた試練であり、心をさらに磨くためのチャンスといってもよい。それによって私たちの魂はますます清められ、人生はますます豊かなものになっていくのです」

 

昭和の哲人、中村天風氏は生前に自身の体験からヨガ哲学に基づく天風哲学を広められました。天風哲学の大本は「人生は心ひとつの置きどころ」です。困難をチャンスと捉えられるなら、まさにそれが人生の醍醐味。人は困難に挑んだとき、または克服したときにしか、あとから振り返ったときに「成長」を感じるときはないと言われます。そしてその成長感こそ「幸福感」であると。

 

そうであるならば、ぜひ困難をチャンスと捉え、1分1秒迷うことなく挑みたいものです。そのためにもぜひ西郷隆盛氏のお言葉、それを汲んだ稲盛和夫氏のお言葉を忘れずに、自身の座右の銘と心に保管していただけたらと思います。

 

銀座まるかん創業者 斎藤一人さんも似た意味で次のように言われます。

「飛行機が離陸するときと同じです。空気抵抗を受けてエンジンを噴射させるとき、上昇気流が起きて飛行機を上に上げてくれるんです。人の倍働いて周囲の抵抗を受けたときにスピードを落としたら、上昇気流は起こらない。"私は働くのが好きですから"といっていればいい。これを何回か繰り返していれば、もう頂上です」

 

飛行機が上に上がるには、空気抵抗が必要で、空気抵抗が「周囲の抵抗」。周囲の抵抗が「困難」です。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

引用・参考文献

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