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成否を分かつ1つの「違い」

世の中で一つの対象をもって、うまくいく人といかない人がいます。それを分かつものは何か? と聞かれてあなたは何と答えますか?

 

その答えを教えてくれるのが株式会社てっぺん代表、日本朝礼協会理事長などを務める大嶋啓介さんです。記事では大嶋さんの新刊「世界一ワクワクするリーダーの教科書」の一部抜粋・編集より届けています。

 

それでは答えです。

物事の成否を分かつモノ、それは「思い込み」です。

 

大嶋さんの言葉を記事より抜粋します。

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人生でうまくいく人といかない人の決定的な違いは、ずばり......思い込みの差だけです。
「自分の脳で、どんな思い込みをしてきたか」なんです。「できる」と思い込んできたのか、「できない」と思い込んできたのか。人間の脳はものすごい力があるので、「思い込み」を実現してしまうのです。


「ダメだ」と思い込めば、ダメを実現してしまう。「どうせやっても無理だ」と脳が思い込んでいれば、「どうせ無理だ」の結果を実現する。誰もが優秀な脳を持っているのにダメになってしまうのは、自分のことをダメだと思い込んできたからです。理想が現実にならないのは、理想は現実にならないと思い込んできたからです。伸びないのは、自分が伸びないと思い込んでしまったからです。

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そして記事ではリーダーの「思い込み」が部下の可能性(成否)を分けるという流れにつなげます。リーダーが信じれば部下もそれに呼応して自分を信じ、リーダーが信じなければ、部下もそれに呼応して自分を信じなくなるというのです。

 

ところで大嶋さんはなぜそのように言われるのか?

 

それは心理学・大脳生理学の視点から、どうすれば人間の潜在能力を引き出せるのかを研究した西田文郎先生のSBT(スーパーブレイントレーニング)からの影響が大きいと言われます。

 

西田先生と言えばアスリートならびに経営者、ビジネスパーソンなど、さまざまな職種の潜在能力を開花させるメンタルコーチの第一人者。北京オリンピックで女子ソフトボールの日本代表に金メダルをもたらした功績は有名です。

 

話しを戻しましょう。

「思い込み」が成否を分ける重要な要因であることはわかりました。しかしこの「思い込み」はどうしたら好転化できるのでしょうか?

 

記事ではそこまでは載っていません。ですので私なりに回答します。それは「アファーメーション」(言霊)です。もちろん成功体験を積むことほど潜在意識を書き換える方法はないと思いますが、場数が足りず、成功体験が少ないから「思い込み」が優(すぐ)れないわけです。

 

ではどうしたらアファーメーションがうまく機能するのか?

 

それは人間の尊厳に立ち返ることにあると思います。すなわち親や教師、過去の刷り込みを解き放ち、宇宙の営みを想うのです。私たち人間は宇宙霊の分派と言われ、体でも心でもない、魂(氣)こそ人間の正体であるという考えです。

 

この宇宙を司る「氣」の流入口が「心」なわけなので、思い込みとは「心」と言い換えられます。その「心」をいかに前向きに、晴れやかにしていくかが問題です。私のお勧めのアファーメーション(言霊)は「私はできる」です。

 

自分にフィットするアファーメーションが一番効果的ですが、たまたま私は「私はできる」がフィットします。この言霊を1日100回でも200回でも口癖のように浴びせるのですが、そのときに大事なのが先述した "ちっぽけな自分" を突き放した宇宙霊の分派を認識すること。宇宙霊という言葉は昭和の哲人と称された中村天風氏の造語で、宗教的な意味はなく、ヨガ哲学から来ているものです。

 

大嶋さんは「思い込み」の重要性を語るうえで、次のことを前置きします。

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「東大に合格するような天才の脳と、勉強が苦手な人の脳の能力や機能は、じつはまったく変わらない」ということです。ロケットや飛行機をつくってしまう人だけが、生まれながらに特別な脳を持っているわけではないということなんです。ソフトバンク孫社長のように大成功している人も、仕事がまったくうまくいっていない人も、脳の能力や機能には差がないのです。


信じられますか? 僕は正直「そんなわけないやろ」と思っていました。生まれながらに頭が良い人は頭が良くて、ダメな人はダメなんだと思っていました。

 

しかし、西田先生は、「自宅の電話番号を暗記できる脳を持っていれば、誰もが大成功する力を持っている」と、言われています。誰もが優秀な脳を持っている。誰もが不可能を可能にできる脳を持っている。誰もが3万倍の可能性を持っている。

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 人間の能力に大差ないことは実は私たちもうっすらわかっています。フットワークが軽く、人間関係に明るい人がうまくいっていることはわかっています。でもできない。それができるようになるのが、つまるところ「アファーメーション」なのだと私は思います。

 

アファーメーションで好転的な「思い込み」が作られれば、それを実現したくなるため、半自動的に行動に移します。その量が多ければ多いほどうまくいく確率に転化します。

 

最後に大事なことを2点申し上げます。一つは誰も「アファーメーション」などしていないという事実です。もう一つは「私はできる」裏付けとして人間の尊厳に立ち返るのに加え「利他」の精神が有効ということです。京セラ創業者の稲盛和夫さんは次のように言われます。

 

「動機が善であり、私心がなければ結果は問う必要はありません。必ず成功するのです」

 

私心がないことにこしたことはありませんが、そこまでの域に達するのは容易ではありません。ですので、自分の嬉しさや喜びを否定せず、人や社会と一緒になって喜ぶイメージがあれば、同様の作用が及ぼされると私は解します。

 

長くなりましたが、「思い込み」こそ成否を分けるたった1つの違い。その思い込みを好転化させる道具は「アファーメーション(言霊)」。アファーメーションを有効化させる前提が「人間は宇宙霊の分派」「利他の精神」。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

引用・参考記事

zuuonline.com

 

 

 

 

 

 

 

記事の内容は特に真新しいことではありません。よく言われることです。問題なのがどうしたら前向きな「思い込み」ができるかの方がはるかに重要です。それ