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脳を鍛えるには「運動」が最適⁉

2009年に発売になり、またたくまにベストセラーになった本にジョン・J・レイティ博士著「脳を鍛えるには運動しかない」があります。それから約12年が経ちますが、神経科学の分野でその論が覆ることはありません。むしろさらに研究が進み、またコロナ禍によりますます運動の必要性が高まっています。改めてレイティ博士の記事が最近に載っていましたのでご紹介します。

 

まずなぜ運動が脳を鍛えるに有効なのか?

 

既存の脳細胞が活性化するのに加え、新たに脳細胞が増えるからです。新たに脳細胞が増えることで、その増加分に新たな情報を取り入れられます。

 

運動とひとえに言っても、ウォーキングから激しいものまであるが、脳を鍛えるにはどれが最適か?

 

強度が高いほど有効です。ウォーキングを1時間するのと、縄跳びを5分するのと、脳科学的には同じ効果のようです。ならば時間対効果でいえば、ウォーキングを1時間するより、縄跳びを30分やった方がいいということになります。ただしウォーキングのような低度の運動でも、神経伝達物質やホルモンはそれなりに増え、脳細胞を増やすことができるそうで、レイティ博士は入門には最適と言われます。

 

運動は一定がいいのか、強弱をつけた方がいいのか?

 

強弱をつけた方がいいそうです。理由は強度の運動時にいい意味で脳や体にストレスを与え、休憩時にバランスやリズムに気を配ったり戦略を切り替えたりし、それが脳の活性化につながるからです。また筋トレと同じく強度の運動で負荷を与えれば、その後の回復期間にベースの強度(脳細胞の増加)がつくられます。

 

具体的に脳のどの領域が活性化されるのか?

 

記憶を司る「海馬」と「前頭葉」です。前頭葉は主に前頭前野を指すことが多く、意欲、創造、実行の領域です。大脳全体から得た情報を元に現状を認識し、未来に向けて行動をする司令塔の役割を果たします。脳トレという言葉も一般的には前頭葉前頭前野)を鍛えることをいいます。

 

最後にレイティ博士は恋愛ホルモンと呼ばれている「オキシトシン」についても触れています。運動をするとオキシトシンが分泌され、人とつながりたい欲求が生まれるそうで、家族や社会への温和なマインドを育めると言えそうです。

 

 

運動のやり過ぎはよくありませんが、こまめに前向きに運動で負荷を与えることは、脳を鍛えるのに有効であることが記事を読んでわかりました。人間は太古の昔から身体を動かし、生き延びてきました。そのDNAが今でも身体と脳に受け継がれ、ともに連携し合って各細胞が活性化し、脳細胞も例外ではありません。私はこれからも楽しく前向きに運動を続ける所存です。

 

脳を鍛えるには「運動」が最適⁉

 

あなたはいかがお感じになりますか・

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

引用・参考記事

tarzanweb.jp