「気にしなくなる」コツ part1
以前私は「許せるようになるコツ」と題した記事を書きました。
今回はその第2弾と思っていただいてけっこうです。「人を許すこと」と「気にしないこと」は似て非なるものがあるため、タイトルは別の「気にしなくなるコツ」としました。
この気にしなくなるコツを教えてくれるのがホスト会の帝王ことROLANDです。彼の現在はホストを引退しホストクラブのみならず、美容・飲食の経営まで幅を広げます。
まずイメージしてみてください。
ここに水をすくった小スプーンがあります。この小スプーンに一滴 赤インクを垂らします。するとスプーン上の水の色はどうなりますか?
そうです、赤く染まりますね。
今度はこの赤インク、青い海に一滴垂らします。すると海の色はどうなりますか?
そうです、赤く染まるわけはなく、青いままです。
この赤インクがストレス(特に赤色に意味はありません)。相手(ストレス)が一滴の赤インクだとして、あなたの器が小スプーンなのか、広大な海なのかで染まる色が違ってきます。すなわち受け手の「器」の問題ということ。小スプーンは見事に赤色(ストレス色)に染まりました。
ではどうしたら「心の器」を大きくできるでしょうか?
それには私から2点の提案があります。
・実際に「広大な海」をイメージし、想いを馳せ、自分とリンクさせる
・あなたにとって「大事(好き)」なことに目を向ける
まず実際に「広大な海」をイメージすることは、小さな自分を突き放してくれます。私も何度も救われました。海は私たちに小便をかけられても、ゴミを捨てられてもやり返すことなく受け入れます。様々な角度から流れ来る川をすべて受け止めます。どれだけ高速に流れ来る川でも…そんな海の偉大さに自分の心を重ねれば、自分の成長が窺え、そもそも冷静になれます。
次は「大事(好き)なことにフォーカスする」こと。これは相対比で「海」を大事なこととイメージします。あなたにとって大事なこと、例えば家族だったり趣味友達だったり、恋人だったり、週末の習い事だったり、何かの勉強だったり、SNSだったり、副業だったり、出世だったり・・・。それらのほうが(ストレス源より)何倍も何十倍も何百倍も大事と思うことです。それらが「広大な海」というわけです。「あなたの大事なこと₌広大な海」
ですので、日頃からあなたにとっての「好き」をできるだけ集め、求め、育む姿勢が肝要です。ストレスマネジメントという言葉がありますが、この講義でも必ず職場一か所にやりがいを求めるのは危険と言われます。脳機能学者の苫米地英人さんもゴールはたくさんあった方がいい、他の専門家も同様に言われます。
人生100年時代と言われる現代に、心が折れてしまうほど残念でもったいなことはありません。本記事の主旨を教えてくれたROLANDも幾度となく誹謗中傷され、そのたびに "必ずギャフンと言わせてやる!" と発奮材料にしたと述懐されます。
あなたの生活が、あなたの思考が、あなたにとっての重要事項で埋め尽くされれば、どうでもいい「イヤなこと」など極小です。「広大な海」の精神は無敵、幼稚園児に腹を立ててる場合などなくなります。毎日を前向きに、晴れやかに過ごしましょう!
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。