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「会議」で意見を活発化するコツ

突然ですが、あなたの仕事に「会議」はありますか?

 

会社員でも立場によってあったりなかったりだと思います。本記事での「会議」はその「会議」で何かを決める、もしくは決めないといけない場面を想定します。

 

この会議で何かを決める!というときに、一番よい決定は、さまざまな人からさまざまな角度で意見が出、総合的にベターと思われる決定に参加者全員が前向きになることです。もちろん自分の意見が採用されなかった等で、悔しい思いをしたり納得できないことも個別にはあると思います。それでも目的や理念、ビジョン等に照らし総合的に下された決定は、自分の意見を超え納得できることが多いのも事実です。

 

さて、ここで重要なことは何だと思いますか? 総合的にベターと思われる決定に導くものは何でしょうか?

 

そうです。参加者全員が各々の立場、各々の角度からきちんと意見が出ることです。これが決定事項を遂行したときに事がうまく運ぶ材料になります。議論の材料が少なければその中でベターと思われる決定をするしかありません。その材料の中に重要な材料が抜け落ちていたら? そうです。決定事項を遂行したときにうまくいかない可能性大です。

 

ではどうしたら参加者は意見を言いやすくなるでしょうか?

 

それは「本会議で発言しなかった意見は、一切聞かない」と議長が宣言し実行することです。会議が終わった後に個別に "実は~ではないですか?" とか "~のようなケースは起こりませんか?" などと決定事項に尾ひれを付けたり、覆すような意見を口にする人はどこにでも一人や二人はいるものです。

 

実際それが大事なことであればあるほど、なぜ会議で言わなかったんだ! となるわけですが、その原因は個々人で変わってくるでしょう。その点を防ぐためにも、会議の数日前か数週間前に参加者全員に「議題」と「会議後の意見は一切聞かない旨」を伝えておくことが肝要です。

 

まとめます。何かを決める(決めないといけない)会議において、大事なことは以下の2点。

 

・会議の事前に「議題」と「会議後の意見は一切聞かない旨」を参加者全員に伝えること

・会議当日、議長がもう一度「会議後の意見は一切聞かない旨」を宣言し、会議を始めること

 

本記事の主旨を教えてくれたのは、前回に引き続きマネックス証券代表の松本大社長です。松本さんは会社の代表として一回一回の会議は真剣勝負、ゆえに決定事項に見落としはしたくない、そのような観点・立場から思いついたのだと思います。

 

私も毎週「スタッフ会議」といって管理者だけの会議に参加します。だいたい10人くらいで、私はけっこう意見を言う方ですが、やはり言わない人は議長が振らないと言いません。ですので私にとっても本記事の内容はとても参考になったとともに、部長(議長)に進言し、さっそく取り入れようと思うしだいです。

 

あなたの仕事下におかれましても、もし使えるところがありましたら参考にしていただき、精度の高い(見落としのない)決定に導いていただけたらと思います。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

引用・参考文献

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