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「たらい」の法則

2011年9月に出版された本で、鍬幸次さん著「たらいの法則」があります。タイトルだけではピンとこないと思います。その意味を「まえがき」から抜粋します。

 

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「たらいの法則」という言葉を皆さんはご存じでしょうか?

 

私がこの言葉を初めて耳にしたのは、2004年の夏・・。尊敬する社団法人東京青年会議所OBの佐藤泰博先輩からこの話を聞きました。

 

「たらいに大きな水を張る。手前から人差し指一本で水を向こうに押しやる。水の波紋は途中で消えてしまう。それでも、ただひたすら押し続ける。やがて、波紋は大きくなり反対側の壁にぶつかって自分に返ってくる。与えて、与えて、それでも与え続けること。それはすべて自分のためになる・・。そんな生き方をしなさい」

 

この言葉が、いつまでも頭から離れず、私の心に留まり続けていました。

 

(後略)

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この「たらい法則」は言葉は違えど、いろいろなところで言われる内容のため、あなたも何度と聞いたことがあると思います。「GIVE&GIVE」 などです。

 

なぜ私がこの話をするかと言うと、つい先日「新R25 マネ凸」というサイトで実業家の家入一真さんがおもしろい話を出されていたからです。哲学研究者の内田樹さんが言われたことみたいですが、サッカーのパス回しについて。インタビュアーからお金が集まる人の特徴を聞かれたあとの家入さんの返しです。

 

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やっぱり・・「与える人」ですかね。

 

これは哲学研究者の内田樹さんが言っていたことなんですけど、サッカーもボールを回す人にボールが集まってくるんだと。ゴールを決めるまで誰にもボールを渡さずに突っ込んでいくみたいな人には、誰もパスを回さなくなるよねと。

(新R25 マネ凸より抜粋)

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私も学生時代にサッカーをやっていたので、実感としてわかります。そしてこの話を読んで、以前にうっすらと読んだ「たらいの法則」という言葉、タイトルを思い出したというわけです。

 

家入さんはお金が集まる人の特徴を言われましたが、本記事はお金に限らず「自分のしたことは返る」という自然法則が真っ当なことではないか?という提起です。

 

"ありがとう" という言葉を発信すれば、たらいでいう"反対側の壁"にぶつかり "ありがとう" が返ってくるというしくみ。

 

この話だけでは にわかにオカルトの匂いが否めませんが、サッカーのパス回しが"それ"を表しているなら、やはり自然法として信じてもいいのかもしれません。

 

"ありがとう"の言葉は一例ですが、大事なことは自分に返ってくることは「結果」ということです。サッカーのパスでも、自分に返してほしくてパスをする人はあまりいないと思います。あくまで「結果」でしょう。

 

ですから できる限り好きな人や大切な人、気の合う人を見つける環境選びが自然と「たらいの法則」を実践させるのだと思います。また自分から心を開示することで、相手も開示してくれ、それが仲の良さを生むきっかけとなるという意味では、自分から人を好きになる人間性の意識や育みもポイントとなるでしょう。

 

ということで家入さんのパス回しの話しから「たらいの法則」を紹介しました。

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。 

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引用・参考記事

r25.jp