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本番→準備

本日は「準備」についてです。

 

以前の記事でも「準備」について投稿しましたが、私は準備をすることはとても大切なことだと思っています。しかし最近、それには条件があることを感じます。それは「本番」の設定です。

 

「本番」がいつなのか不明確な状態で、はたして「準備」に取り掛かれるのか、はなはだ疑問です。強靭な精神の持ち主は、(準備の)継続が可能になるかもしれません。しかしそうではない、一般の人はどうでしょうか? 

・・・

だから「本番」の設定です。

 

受験合格本や資格合格本にはときどきこんなことが書かれています。

「まずは試験日を決めよ」

 

そうです、「本番」の設定です。本番がいつなのかを設定せずに、「準備の質×量」は追求できません。逆もまた真なりです。「本番」があるから準備ができるわけで、「本番なしの準備」はもしかしたら「準備」に値しないかもしれません。

 

しかし「本番」の設定が決まりしだい、ただちに「準備」の概念が生まれ、「準備」の必要性が現実味を帯びます。臨場感が伺えます。計画の概念と必要性が生まれます。

 

私の好きな言葉に次があります。

「準備、そこから魔法が始まる」

 

leonet0702.hatenablog.com

 

詳細は上掲の過去記事に譲りますが、ある米国の弁護士が言ったとされる言葉です。その弁護士は百戦錬磨を誇る実績の持ち主で、その理由が準備に余念をなくすことでした。

 

その弁護士ももちろん本番があってのそれの連続です。本番なくして準備なしです。時間割引率は人それぞれですが、死があっての生(せい)であり、死がなければ生(せい)は輝かないと言えます。

 

あとは準備を重ねるごとに次々と不足な点が浮き彫りになり、その不足な点を解消するごとに勝算が高くなる図式です。今までまったく見えなかった盲点が、準備を重ねるごとにどんどん浮き彫りとなってくる様を「魔法」と(その弁護士は)言ったのかもしれません。

 

しかし大事なことがもう一つあります。それは「はたして準備は必要か?」です。準備なしで、即行本番に臨んでもいいはずで、まずは最初にこの考えがこないといけません。準備など単純に時間の無駄でしかないことも多いからです。

 

一例が「テストマーケティング」です。スモールスタートでやってみなければ、何もかもわからない、準備をする材料すらない状態です。この小さな実行も大きな視点に立てば準備の一つです。そうやって、最終的な本番が何なのかを明確にし、小さな本番を積み重ねるという手法はビジネスの現場ではよく使われます。

 

最後にもっと大きな視点についてです。「人生に究極の本番などない、あるとすれば死だけだ」です。なんとパワフルで広大な思想でしょうか。それくらい広い心をもてば、どんな本番もゆとりをもって対峙でき、しかし目の前には真剣に対峙する、そんな心境になれそうです。つまりは広大で長期な視点と、目の前の二度とこない唯一無二の視点、この両者を兼ね備えたとき、最高の集中とパフォーマンスが生まれるということです。

 

まとめます。

 

『準備をすればさまざまなケースが想定でき、それにともないさまざまな不足な点が浮かび上がる。それを解消することが大事だが、それには「本番」の設定があってこそ可能になる。よってまずは「本番」の設定が必要である。しかし同時に即本番に移っても良いことを知る。バックグランドには常に広大で長期な視点をもち、今への負担を軽くする。』

 

準備の前に「本番」を決めよ!

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

過去記事

leonet0702.hatenablog.com