心の戦士!~心が前向きになる言葉~

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"人生は素晴らしいもの"

先日に アントレプレナーセンター代表の福島正伸さん著「どんな仕事も楽しくなる3つの物語」を読みました。その3つの物語については本書に譲るとして、著者の福島さんは過去の人生に迷っていたとき、次の目標を立てたそうです。

「1日1人にお会いして、1日1つ 気づきを得る。それを1年間365日続ける」

 

結果はどうだったでしょう? 1年間でなんと180人の方とお会いできました。目標は未達だったものの、その中で素晴らしい言葉の数々をいただき、その代表例が以下だったそうです。

 

・目の前のことを夢にできれば、何でも夢になるよ

・失敗とは君があきらめただけだ。あきらめない限り、人生には成功しかない

・すべての失敗を糧にすればいい。失敗からは学ぶことしかないじゃないか

・うまくいく方法なんてない。うまくいくまでやるだけなんだ

・他人やまわりに期待するんじゃなくて、自分自身を信じることだよ

・君の考え方を変えるだけでいい。すべてが変わるよ

・そもそも、君は人生が素晴らしいものだと思っていきているかい?

 

あなたは上記の言葉の中で、どの言葉が一番心に刺さりましたか? 特に刺さる言葉はなかったですか?

 

私は最後の「そもそも、君は人生が素晴らしいものだと思っていきているかい?」という言葉にハッとさせられました。本日はこの言葉についてです。

 

かの松下幸之助さん(松下電器創業者)は面接の最後に(応募者に)次のような質問をした話は有名です。

「あなたは運がいいですか?」

 

この質問にYesと答えた人は「人生はそもそも素晴らしいもの」と思って生き、逆にNoと答えた人は「少なくとも自分の人生はそんなに素晴らしくない」と思って生きていることでしょう。

 

何が両者を分かつのか?

 

それは人生に心を開いているかどうかだと思います。人生に心を開くとは「今日」に心を開くということ。今日に心を開くとは今日に出会う人・出来事に心を開くということです。

 

私の尊敬する一人に桜井章一さんがいらっしゃいます。桜井さんは過去に麻雀の裏プロの世界で20年間無敗を打ち立てた伝説の雀士(雀鬼)です。その桜井さんは著書の数々に「心を開いて行動を惜しむな」と言われます。私はこの言葉が大好きです。

 

難しい理論に幸せはありません。幸せはいつも単純でシンプル。それが「人生に心を開く」すなわち「今日に心を開く」すなわち「今日に出会う人・出来事に心を開く」。

 

心を開けば開いた分だけさまざまな出来事(感情)が入ってきますが、たとえその中にイヤな出来事(感情)があったとしても、怖れることはありません。なぜならイヤなことはちゃんと時(とき)を経ながら消去され、いいことだけが残るように記憶が整理されるからです。このことはすでに脳科学で解き明かされています。

 

では心を開くとは、実際にどうすればいいか?

私が実際に行なっていて、とてもお勧めの方法が「挨拶」です。挨拶と言ってもただの挨拶ではなく「目を見てさわやかに挨拶をする」です。「目を見て・・」というのがポイントです。ときどき目を合わせず適当に挨拶をする人がいますが、それはとてももったいないこと。なぜなら受ける側の印象はまったく違うからです。

 

どうせ同じ時間で同じ行為をするなら、断然印象を良くした方がよく、実はそこから その後の交流のすべてが始まると言っても過言ではありません。挨拶を受けた相手も "自分は受け入れられている" と安心感を覚え、あなたに心を開くきっかけができます。そこから会話が始まることはあなたも体験済みだと思います。

 

毎回0から1で労力がかかることはしんどいこと。大事なことは、挨拶のように日常 自然に発生する行為に「心を開き、心を開かれるきっかけ」を取り入れることが、あなたの今日への心を開きやすくし、開かれやすくすることにつながります。

 

繰り返します。

 

そもそも、君は人生が素晴らしいものだと思っていきているかい?

 

素晴らしいものと思って生きることは、自分を運がいいと思って生きること。その精神はちょっとやそっとで諦めない気持ちもつくり、ちょっとやそっとで諦めなければ、それなりに結果を手にでき、その積み重ねが「人生は素晴らしいもの」という実感を上書きします。

 

私は人生を素晴らしく思ったり、自分の運がいいと思う体験は、人とのつながりから生まれるのだと思います。家族・友達・恋人はもちろん、仲間とのチームワークや切磋琢磨、教えたり教えられたり、癒しや励まし、そんな関係がモチベーション利他への思いをつくり出し、諦めない気持ちも醸成してくれます。

 

そのすべての始まりは、毎日自然発生的に行う「挨拶」に隠されます。ただの挨拶ではなく「目を見てさわやかに挨拶をする」。この挨拶からそれ以降の(素晴らしい世界の)扉が開かれ、逆にありとあらゆる可能性は挨拶で閉じられます。

 

あなたが今どのような挨拶をされているかはわかりませんが、もしそんなに意識したことがなければ、本記事をきっかけに「挨拶」に目覚めていただいてはいかがでしょうか? きっと「人生は素晴らしいもの」「自分は運がいい」と思えるきっかけが散りばめられ、また、いざというときの信用も貯蓄されると思います。

 

次回も挨拶について、もう少し補足します。

 本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

引用文献

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