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時間を「潰す」覚悟

例えば次のような状態を想像してみてください。

 

・あなたの部屋が散らかっていて、掃除しようと思ってもずっとできていない

・筋トレをしようと思ってもずっとできていない

 

要は何か "しよう" と思ってもずっとできていない「こと」です。

 

そういったときはぜひ「1日」もしくは「半日」をす覚悟でそれに挑みましょう。なぜなら今まで ”やろう” と思っても面倒で億劫で非生産的で優先順位を低く(どうしても)思ったからです。

 

だったら意を決して端から「時間をす覚悟」をもつのです。あなたの予定帳の中に「す時間」として組み入れるのです。そうすればその時間がれることをあらかじめわかるため そのほかの用事等を前倒しで進めるなど、全体最適の思考が巡ります。なんなら潰す時間を組み入れる以前より、創意工夫がなされ全体のパフォーマンスが上がるかもしれません。

 

そして極めつけは以前の記事でも紹介したこのことわざです。

 

身を捨ててこそ浮かぶもあれ」

 

意味は「捨て身になってはじめて、活路を見出し、事を成し遂げることができる」ということ。溺れかけたとき、思い切って体を水にゆだねると体が浮き上がり、浅瀬に立つこともあるという意味から来ます。

 

潰すはずだった時間が "意外に楽しい"時間だった" "やってよかった" "なんでもっと早くにとりかからなかったんだ" などそれまで当分抱かなかった嬉しく清々しい感情が得られるかもしれません。事前に取り掛かれた後の "ごほうび" を準備することも有効です。

 

この「す」時間はスティーブン・R・コヴィー博士の説かれる時間管理のマトリックスでいう第2領域に当たると考えます。第2領域とは「緊急ではないが重要」な領域。この知識は有名なのであなたもご存じと思いますがそれでも第2領域に手を付ける人は少ないのではないでしょうか。なぜなら重要といっても緊急性がなく未来のことのため "今" にもってくる必然性に欠けるからです。

 

ですから「す」感覚をあらかじめもつことが肝要で、す以上"もったいない" 精神が働きます。その "もったいない" 精神が全体のパフォーマンスを落とさない、むしろ上げる意識を醸成し、あなたのタイムマネジメント(時間管理)を上手にする副次的作用につながると考えます。

 

大事なことは「覚悟」をもつこと。

今までやれてこなかった以上、生半可な気持ちでは太刀打ちできません。いっぺんにまとめて「1日」でも、こまめに1日15分でも、「す」という覚悟が肝心です。"楽しい" とかそんなイメージはもちません。ただただ非生産的で面倒でイヤな印象です。それでいいのです。先述した嬉しく清々しい感情はあくまで結果論。そんなものは端から期待しません。ですからあらかじめやり終えた後の "ごほうび" は有効と思います。

 

ぜひ時間を「す」覚悟で第2領域に踏み込んでください。私も毎日 掃除等の「す」ルーティーンをもっています。そして極めつけのことわざ「身を捨ててこそ浮かぶもあれ」。身を捨てることから始めます。身を捨てることから始まります。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。