心の戦士!~心が前向きになる言葉~

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今を不幸と感じる方へpart2

前回のpart1で紹介した「聖書のことば(新約聖書ルカによる福音書6章)」には続きがあります。

 

「しかし富んでいるあなたがたは不幸である、あなたがたはもう慰めを受けている。今満腹している人々は不幸である、あなたがたは飢えるようになる。今笑っている人々は不幸である、あなたがたは悲しみ泣くようになる。すべての人にほめられるときあなたがたは不幸である。この人々の先祖も、偽預言者たちに同じことをしたのである」

 

不幸というのはいささか言い過ぎと思われるかもしれませんが、言わんとしていることは山に例えると頂上(頂点)を幸とし、そこに上り詰めたら後は下る(不幸)しかないということ。ずっと頂上(幸)の状態は続かないということでしょう。

 

この点について2チャンネル創設者のひろゆきさんが同じ意味合いで「舌を肥やすな、まずくなる」と言っています。高級料理にばかり慣れてしまえば、チェーン店、コンビニ、はたまた手作り料理すら美味しく感じなくなってしまい、それは逆に不幸であるという意味。だからひろゆきさんは高級料理に舌を慣らさないようにしているとか。こちらの方が幸・不幸を語るにわかりやすいと思います。

 

あなたはチェーン店やコンビニ弁当でも美味しく食べられる人と、そこそこのレストランでしか満足できない人と、どちらと一緒にお付き合いしたいですか?

 

タクシーに乗り慣れて、徒歩や電車を敬遠する人と、TPOで使い分けられる人とどちらを好まれますか?

 

ことお金に関していえば、高止まりしているお金持ちは「失う=不幸」と思い、資産が10億円あってもなお使わず増やそうとするそうです。経済アナリストの森永卓郎さんはそれを「お金中毒」と揶揄しています。

 

今あなたが辛い状況にあられたり、何かで苦しんでいるとしたら、それ自体を幸福と思えないのは当然です。しかし今幸福の入り口に立っていて、これから登りゆく上昇街道を誓い、今のあなたでしかできないことを一所懸命にしていく。山の頂上も素晴らしいですが、その途上もかけがえのない瞬間で散りばめられます。頂上だけが人生ではない。

 

ところで最高の調味料は「空腹」という言葉を聞いたことがあります。空腹であればどんな食事も美味しくいただけると。

「寒さに震えた者ほど、いつか浴びる太陽は暖かい」という言葉も同様です。

 

空腹も寒さもあなたの幸せを形成するに欠かせないアイテムで、そのアイテムを手にできている感謝と喜びは、その人当人でしか感じられないことです。

 

幸せはどんな状況でも感謝と喜びに変えられる「ものの見方」ができる人間性に備わるもの。私はそう思います。

 

人と比較せずあなただけに用意された幸せの入り口に立ち、堂々とあなたの道を歩んでください。そうすれば安心して暮らせる社会でなくても、自然はときに厳しくても、あなたは幸せを感じながら立派に生きていけます。

 

今回もpart1、part2とお付き合いいただきありがとうございました。

 

引用・参考文献

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