「不安」や「緊張」の対処法
不安や緊張を感じたときは、その不安や緊張を「呑み込む」のです。
別の言い方をすると、「受け入れる」「認める」ということ。
実を言うと “抗う“ から解決しないのです。
中途半端に “認めない“ からダメなのです。
先述した「呑み込む」という言葉、なんとも主体的ではないでしょうか。
不安や緊張より「自分」のほうが大きな器であるイメージがあります。
実際に等身大ほど強いものはなく、等身大に戻ることが「ゾーン」の始まりです。
例えば主催者側が自分のために何十人も集客し、話もめっちゃ期待されている。そのような状況下であなたはいつになく緊張してしまっている。
そんなときは、“そんな自分“ を客観的に受け入れ「一矢報いる」ことに意識を転換させるのです。「一矢報いる」とは、『“そんな自分“ だからうまくしゃべれないだろう。でも “そんな自分“ でもできることはあるはず。100%のパフォーマンスは無理でも1%くらいは役に立たせてやるか』となぜかちょっと上から目線に捉えなおすのです。そして前回のタイトルでお話しした「OKライン」を大幅に低下させるのです。
この “今の緊張している自分“ の状態を認め受け入れ、「OKライン」を大幅に低下させた時点で、不思議と今の自分を呑み込んでいるのです。実は勝利しており、勝利しているから「上から目線」にもなるのです。
だから何事も素直に自在に “今の自分“ から始めてみましょう。決してあきらめるわけでも、匙を投げるわけでもない、「ゾーン」の始まりを捉えるだけなのだから。
参考文献