「商人頭と客頭というものがあるんだよ。不必要なものをギリギリまで削り落とす心構えなんです」
「商人頭」になること。この言葉は私の造語です。
これはプロ意識を徹底させるために使っている言葉で、商売に不必要なものをギリギリまで削り落とすための心構えなんです。儲からないことをするのは、商人として失格だから。
本社事務所は巨大なビルではない。小さな平屋建ての商店で内装もシンプルそのもの。商売に必要なものだけ用意されている。商売にとって無駄なことは一切しない哲学が、極限まで徹底されているんです。
by 斎藤一人
引用文献