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遠くの「いいね!」

Facebookの流行で「いいね!」の認識が日常化しました。

インターネット上で「いいね!」が飛び交うようになりました。

 

人は自分の生存欲求を満たすと、承認欲求を求めるようになると言われています。Facebookはそこをうまく利用し、ビジネスとして繁栄させられたのだと思います。

 

しかし人から「いいね!」をもらうために頑張ることは、はたして自身の承認欲求を満たすことにつながるのでしょうか。

 

おそらく答えは NO でしょう。

頑張っている時点でなんか違うような気がします。人のために自分を使っているようです。本来自分が満たされて、満たされた余裕の中でおすそ分けのような形で人に施し、そこに「いいね!」が付けばうれしい。それが自然な形の承認欲求の充足だと思います。

しかし昨今のおそらく半数以上の人たちは、自分の人生という大風呂敷の充足より、目先の承認にあくせくしています。これでは順番が逆で、疲れてどこかでバーンアウトすることは想像に難くありません。

 

このことをストレートに一冊の本に綴った人がカリスマカンタローこと、神田勘太朗氏(ダンサー兼会社社長)です。彼はこう喝破します。

「皆が皆、他人の「いいね」ではなく、自分自身の手応えのようなもので人生を選べるようになれば、いまのおかしくなってしまっているこの国も、少しはマシになるはず。他人のことなんて気にしなくていいんです。もっと自分のことを気にして、楽しく生きましょう。誰も君のことなんて気にしていない」

 

私が警鐘するのは、あなたが頑張ってもらったその「いいね!」は、大した思い入れのない薄っぺらい、当たり障りのない「いいね!」かもれしれない、ということ。

 

そしてあなたの一義的な「心からの夢」がないから、目先の承認にとらわれてしまうのではないか、ということ。

 

人からの承認欲求(いいね!)は二義的にし、掛け替えのない自分だけの充足に、一石を投じられる今日を考えてみませんか。そこには手応えという名の「いいね!」がきっと待っているはず。そして人からの「いいね!」も、遠くまでたくさん摘み取っていけるはずだから。

 

 

引用・参考文献

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