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「夢」をもつ意味

最近は目上(年上)の人から「夢を持て!」と言われることが少なくなったように思います。それでも夢はもったほうがいいと言う人の方が多いと思いますが、本日は私なりの「夢」論を語ります。

 

まず「夢」というと大風呂敷に構えてしまう人もいると思いますので、願望や目標と置き換えていただいてけっこうです。では始めます。まず結論から。結論、夢をもてば目先の雑事にとらわれなくなります。夢が大きければ大きいほど、かつ強烈であればあるほど、すべての雑事や雑多な事を包み込める心がつくられます。

 

どういうことか?

 

夢の実現のためには、目先の敵(てき)やライバル、嫌いな人に足を救われては実現が遠のきます。また時間や労力を奪われることも同様です。夢の実現が最優先のため、それ以外のことは極力"味方"化したほうが得なのです。その"得"と思える心が夢をもつことで出来上がるのです。私は夢をもつ効用をそのように捉えます。

 

かといっても、私自身、たいそうな夢があるわけではありません。しかし生活に根差した小さな目標や願望はいくつかもっています。それらの先にあわよくば・・・といった期待がないわけではありませんが、あまり先の未来に興味は湧きません。それより今日をいかに大切に生きるか、それが私にとっての最優先です。

 

そう考えると、夢の実現は未来のことで、未来はどうなるかわかりません。しかし未来を見つめなければ今日が疎かになることも事実。夢を抱く効用は、未来にとらわれず、それでもあきらめず、今日を大切に生きる、その構えにあるように思います。

 

いつも私が申し上げることですが、いま持っているものに幸せはほとんど関係ありません。幸せは"動き"にあるからです。今より少しでも希望が見え、その希望に一歩一歩近づいているその様(さま)に幸せは宿ると考えます。だから私はいつも思います。「持たざる者はしあわせへの切符を手にしやすい」と。

 

持っている者はそれを維持することに四苦八苦になり、下降に恐怖を抱きます。だからちょっとした下降に自死を選ぶ人も出てきます。これは非常に残念なことで、だから深く洞察する必要も出てきます。しあわせの本質について、まさに先に書いた希望に向かって努力・精進できること、そしてわずかながら手応えや成果を感じること、その方向性(上昇性)が大事です。何事にも上向き感をもって今できることに全力を尽くす、そのためには情報をくまなく取る、同じ境遇の人と協力し合う、そういった連携や一体感が醍醐味をつくってくれます。

 

「夢」をもつ意味

 

雑多なこと、イヤな情報、不快な気分、さまざまなことを小さくしてくれる存在が「夢」。すべてを"味方"化したほうが夢の実現に得なため、"味方"化することに理性を働かせてくれるもの、それが「夢」です。

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。