「立ち上がれる」極意
営業コンサルタントで有名な和田裕美さんは下記のように仰います。
「負けないことはすごいけど、負けても立ち上がれる方がその何倍もすごいのです」
ここで私が大事だと思ったのが、優先順位です。
まず第一に負けない準備、負けないように練習すること。ここを見逃してはいけない。
それがあって初めて立ち上がれることの貴重さが生まれます。現状で考えうる準備内容、練習内容では通用しなかったとわかるからです。しからば、今までと違ったメニューを取り入れ改善すれば "次” が見えてくるというものです。
また内面性においては、準備や練習に全力を尽くしただけに "悔しさ" や "やるせなさ"、"ふがいなさ" など、いろいろな感情が湧いてくるでしょう。その種々の感情を受け入れ、次に生かす "切り替え"、"転換" こそが心の成長となります。
・準備内容・練習内容の改善といった物理面
・悔しさを受け入れるといったメンタル面
この両者はその人の "ノウハウ" となり、後進の指導やアドバイスに役立てられます。この後進の育成にまで思考(愛)を及ぼせられるかが、立ち上れるかどうかの分かれ目になろうかと思います。
思考(愛)を遠くまでもっていき、眼前ではノウハウを増やせたこと、深められたことを逆に喜びとする、
立ち上がれることはまさに人格形成にまで昇華されるのです。
引用・参考文献