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プレゼンの極意part2

前回の記事「プレゼンの極意part1」は、資料や話術以前に「ニーズや関心のある人を探せ」という内容でした。

 

今回の記事「プレゼンの極意part2」ではプレゼン先(プレゼンをする相手)が見つかったとして、その次のテーマ(第二段階)に入っていきます。

 

登場していただくのはあのUSJをV字回復させた立役者として5年前に「NHKプロフェッショナル仕事の流儀」にも出演された森岡毅さんです。現在は株式会社 刀の代表としてマーケティング精鋭集団を率いて新たな挑戦に邁進されています。

 

その森岡さんが著書「苦しかった時の話をしようか」でプレゼンの極意に触れられていたので、当記事の参考にさせていただきます。

 

森岡さんはまずプレゼンの中身を「who(誰)」「what(何)」「how(伝え方)」の3つに分けられ、その中で一番重要なのは「who」と言われます。この部分は前回の記事と同じ内容です。

 

次に重要なのは「what」であると彼は主張します。

「伝え方が9割」という本が数年前に売れましたが、ほとんどの人が二番手に「how」をもってきてしまうが、それは間違いであると。「伝え方が9割」ではなく「内容が10割」であると言い切ります。

 

なぜか?

 

「how」は「what」があって初めて価値を持つから。

 

中身のない話を手練手管で流暢に話されても、結局誰の心にも響かない。

プレゼンの価値というのは中身にこそあれ、伝え方にあるのではないと。

伝え方は中身をきちんと伝えるための補完的役割で、プレゼンの準備に時間をかけるなら「what」にフォーカスすべしとのこと。

 

この「what」がしっかりしてこそのプレゼンですが、さすがに「how」が0だと掛け算で0になってしまいます。しかしさすがに0の人はそうそう多くはないため、最低限0にはならない程度に「how」は練習すれば、多少ぎこちなくてもそれ相応の価値は放たれます。

 

そして「what」がしっかりしても「who」がミスマッチだと何の意味もなくなるため、プレゼンを成功させる重要付けは「who」→「what」→「how」の順番になります。

 

森岡さんはこの「what」がしっかりしていれば副産物として「緊張」もしなくなると言われます。逆に「what」がしっかりしていないから緊張してしまうのだと。

 

人間関係の始まりである自己紹介でも、自分は何者なのという「what」がしっかりしている人ほど伝えやすいですし、伝わりやすいですし、凛々しいイメージを確かにもちます。

 

あなたの環境下におかれましても、当記事はお役に立つものと思います。

ぜひ参考にしてみてください。

 

「プレゼンの極意part1・part2」にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

引用・参考文献

 

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