プレゼンの極意part1
良いプレゼンの絶対条件を教えてくれるのがホリエモンこと堀江貴文さん。著書「ハッタリの流儀」で次のようなことを仰っています。
プレゼンで大事なことは、パワポを駆使したわかりやすい資料作成でも言葉巧みな話術でもない。一番大事なことは、あなたのプレゼンを欲しがりそうな人を見つけていること。
もう一度言います。
良いプレゼンの絶対条件は、あなたのプレゼンを欲しているだろう相手を見つけていること。つまりプレゼンを誰にするかをリサーチすることに時間と力を注げというわけです。
確かに考えてみればごもっともなこと。
お金に汲々としている人と、お金が余って投資先に困っている人と、あなたはどちらに投資案件を持ち掛けますか?
興味・関心のない人にプレゼンをするほど時間と労力の無駄はありません。興味・関心のある人にして初めて、第二段階の資料や話術の出来栄えが問われます。
ちなみに堀江さんは自分で自分のことを営業に不向きな人間と自覚し、それでもこれまでいろいろなプレゼンや投資に成功してきた理由を次のように語っています。
「知人に紹介してもらった人にしか会わなかったから」
ではどのように紹介してもらったのか?
「そういう人いないですかね?と知り合いや友人に尋ねればいいだけ」
事は意外に単純とのこと。
話しは変わりますが、経済評論家の勝間和代さんも、自身の動画の中で "最新で良質な情報をどのように入手しているのか?" という視聴者からの質問に「第一に人に聞くこと。第二にググること。」と答えられます。昔も今もずっとそうしてきたとのこと。
ネットでも情報はいくらでも転がっていますが、玉石混合であることは否めません。
そして誰が何を欲しているかも探しづらい。
その点人づては精度が高い。
直接人に聞くことが難しければ、まずはメールや電話等でニーズを探るところから始めればいいのだと思います。
では次に、プレゼン先を選べないときはどうするか?
会社員ならこのようなケースも多いかもしれません。
その場合は、商品やサービスの中身の前に、興味をそそるような前置きに時間と労力、工夫をかけるのが得策と考えます。
この堀江さんの「良いプレゼンの絶対条件」は、その他の仕事全般にもプライベートの婚活や友人作り等にも、ありとあらゆるところに手が届くアドバイスかと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
引用・参考文献