筋トレ → ランニングの順番
「成長ホルモンが体脂肪燃焼のカギを握る!」と題した記事があります。
結論、筋トレのような無酸素運動を行うことで成長ホルモンが分泌し、分泌された成長ホルモンが有酸素運動時の脂肪燃焼効果をアップさせるということです。
単純に歩行やランニングのような有酸素運動をするよりも、効率的に脂肪を燃焼させられるわけなので、時間や場所に余裕があれば、ぜひ取り入れたい"流れ(順番)"です。
もう少し深堀りします。
有酸素運動で燃焼させたい"体脂肪"は、"体脂肪"のままでは消費されず、遊離脂肪酸という脂肪に分解されてはじめて(エネルギーとして)消費されます。
成長ホルモンはこの体脂肪を分解し、血中の遊離脂肪酸(脂肪)の量を増加させる働きをもちます。
よって筋トレのような無酸素運動をせずに有酸素運動をすれば、"その時" にある遊離脂肪酸(脂肪)しか消費対象とならないところ、有酸素運動前に無酸素運動を行えば、さらに体脂肪を分解し遊離脂肪酸(脂肪)の量を増加させられるわけで、その増加分も消費対象にできる、ということになります。
また遊離脂肪酸(脂肪)はエネルギー源のため、無酸素運動を行うことにより増加した分は、そのままスタミナとしてカウントできます。よって歩行にしてもランニングにしても、より長時間のパフォーマンスが可能になります。
ダイエットのみならず、エネルギー源としても役立てられるため、有酸素運動の前の無酸素運動は、繰り返しになりますが、時間や場所が許す限り、ぜひ取り入れたい"代物"に思います。
あなたはいかがお感じになりますか?
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
※無酸素運動の例
(腕立て伏せ・腹筋・スクワット・ダンベル体操)
※一説によれば、30秒〜1分の無酸素運動で成長ホルモンの分泌が確認されるようです。また米国の実験では、腕立て伏せや腹筋・スクワットなどを10~20回行っただけで、多数が運動後の遊離脂肪酸の量が2時間後まで増え続けたそうです。ということは、無酸素運動後の2時間の間に有酸素運動を行い、遊離脂肪酸を消費し終えれば、脂肪を最大限 効率よく減らせた ということになります。
引用・参考記事