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仕事中に"ノンアルビール" ⁉

2日前にお届けした記事「お酒とがんの発症リスク」にて、遺伝的にアルコールに弱い体質の人が、お酒を飲み続けることの(がん発症における)リスクに触れさせていただきました。

 

本日は “ノンアルコールビールを仕事中にこそ飲んでほしい” と言われる精神科医の話をお届けします。お話されたのは杏林大学名誉教授(で精神科医)の古賀良彦先生です。


なぜ仕事中にノンアルコールビールなのか?

 

それは「ノンアルコールビール」を構成する要素である「ホップ」「麦芽」「のどこし」が、脳にポジティブな影響を与えるから とのこと。一つ一つ見ていきます。

 

<ホップ>
古賀先生は以前に「ホップ」の香りと脳への影響を研究したところ、脳の活動を活発にしたり、休ませたりと、様々にいい影響を与えることを確認されています。

 

麦芽
人のやる気や幸福感の増幅に深くかかわるドーパミン、そのドーパミンに作用する「ホルデニン」という成分が麦芽に含まれます。ちなみにこのドーパミンに作用する物質は、あらゆる食品に含まれる1万3000種類の成分のうち、たった17種類しかないそうで、その1種類に当たるのが「ホルデニン」。さらに「ホルデニン」は17種類の中でもかなり精度高く作用します。

 

<のどごし>
単純に気分をスカッとしてくれます (笑)
気分がスカッとすれば、気持ちも前向きに作用しようというもの。感覚的な刺激も軽視できません。

 

もともとお酒を飲むことは、その主成分であるアルコールが交感神経を優位にさせ、気持ちを高揚させる一方、セロトニンの分泌も促し、それがストレス解消につながる話は周知のとおりです。しかし古賀先生は上記の「ホップ」や「麦芽」もかなりの要因を果たすと指摘され、最後にこう総括されます。

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新型コロナウイルスが時代を変えたことのひとつに、「大きなオフィスに集まって、みんなで机を並べて仕事をすること」が減ったことがあります。職種によっては、半永久的に在宅ワークとなったところもあります。


それが働き方にどう影響を与えたかというと「通勤がなくなった」などもそうですが、より成果主義になったことも挙げられます。


これまでは「とりあえず、定時内で働いていること」が重視されていたところもありますが、今はそうではありません。「ある程度自分で仕事のスケジュールを組んで、納期に間に合うようにいい仕事をする」時代です。会社側からしたら「納期に向けて、きちっといい成果を出してくれる」さえできていれば、それでいい。「働きやすく生産性が高い環境を、自分でハンドリングできる」時代です。


その中で「気持ちを元気にしてくれるもの」としてのノンアルコールビールの需要は高まっていくと思います。

 

これまでのノンアルコール飲料は「運転しないといけないから」「今ここで酔うわけにはいかないから」など、どちらかといえば消極的に使われてきました。


「アルコールが入っていないこと」がマイナスでしたが、むしろこれからは「アルコールが入っていないことがプラスだ」というくらい積極的に利用していくといいと思いますし、今缶コーヒーが「朝用」のものがあるように、「元気になるノンアルコールビール」「くつろぎたいのノンアルコールビール」など、さまざまな特徴があるノンアルコールビールが出てくるといいと思います。


在宅ワークは、誰に見張られているわけでもありません。香りをかぐことで元気になったり、生産性の向上に結びつくなら、どんどん利用していくといいと思います。

 

もちろんお茶がいい人はこれまで通りお茶でも問題ないですし、仕事をするときの相棒のひとつに「ノンアルコールビール」という選択肢はもっと入ってきてもいいと思います。自分が快適に効率よく仕事をするためのひとつの手段として、意外と使えるものですよ。

CanCam.jp© Shogakukan Inc. 2017 All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.より抜粋)

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私も最初は気休め程度の感覚で読んでいましたが、古賀先生の入れ様で、ノンアルコールビールへの意識が変わってしまいました。前回申し上げたように、私はお酒に弱い体質のため、普段にお酒は飲みませんが、それでも自宅や飲み会ではときどき雰囲気だけでもとノンアルコールビールを飲んでいました。それを今後は「ホップ」「麦芽」「のどごし」の3点の効用を意識し、あえて仕事中にこだわらなくても、昼でも夜でも、シチュエーションに応じ、適宜積極的に取り入れようと思います。

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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引用・参考記事

cancam.jp