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会社員と不労所得

お金を稼ぐ方法の一つに不労所得があります。

 

この不労所得には、どのような種類が存在するのでしょうか?

 

一般的に言われるところでは、株式や投資信託等の配当(分配)金や売買益、不動産の賃料や売買益、著作権等の印税、マルチ商法の権利収入、ネットビジネスでの広告収入(アフィリエイト報酬)などがあります。

 

田口さんは、これらの不労所得について、不労所得化されるまでに、相当量の努力(汗)が必要になるわけで、汗をかかずして享受できる代物ではないと言われます。

 

もちろん私も同感です。

 

ではなぜ大方の人は不労所得を得たいと思いつつも、得られていないのか?得ようとしないのか?

それは得ようと努力しても得られない可能性があり、得られない可能性が高いからです。例えばユーチューバーになることは、やり方を覚えれば誰でもなれますが、月5万円以上の収入を得ている人なると極めて少数になるのが実態です。

 

その点 労働収入は確実です。

いわば時間給のため、時間を供給しさえすれば確実に手に入れられるという意味では、健康面にある程度気遣っていれば将来の見通しも立つというものです。

 

一度会社員としてこの状態に浸かると、この状態を手放すのは非常に困難になります。脱サラしての成功よりも失敗を回避することの方が先決と考えてしまうから。よほどの人でない限り・・です。

 

ここで昨今ブームになりつつあるのが副業です。副業であれば、会社員を軸足に余暇の時間に取り組めば、収入アップと脱サラの道が開ける可能性が出てきます。ただ片手間になることは否めませんので、成果の出方や速度は本業者に比べ劣る覚悟は必要です。

 

ここでは会社員の収入アップと不労所得について考えてみたいと思います。

会社員のまま収入アップを望む場合、私は資格手当出世をお勧めします。手当は資格手当だけでなく、別の〇〇手当があれば、それも含んでお考えください。

 

資格手当というのは、私は会社員の不労所得だと思っています。会社側がわざわざ手当として付けているのは、業種・職種で少なくとも関わりがあるからで、それを勉強することは決して損にはならないと考えます。私も2019年7月に「FP(ファイナンシャルプランナー)1級」を取得しました。

 

私の会社(金融機関)は上記の資格のみが資格手当の対象なのですが、入社した9年前に3級→2級と取得したっきり、ずっとそこで止まっていました。それが2018年に本気で副収入を考え始め、まっさきに浮かんだのが「FP1級」を取得して得られる不労所得

手当は 月に5千円 です。たかだか 月に5千円 と思われるかもしれませんが、年に6万円で10年間勤めたら60万円です。それを10年間ずっと 5千円/月 を積立投資に回したとしましょう。それで70万円になったとします。この膨らんだ10万円も不労所得です。

 

私がFP1級の勉強に費やした時間は下記の通り。

試験日 2018円9月(学科)不合格:2018年4月~9月中旬(約5,5ヵ月間)

試験日 2019年1月(学科)合格:2018年10月~2019年下旬(約3,5か月間)

試験日 2019年6月(実技)合格:2019年3月~6月上旬(約3か月間)

 

勉強時間を合計すると、約12か月間(約1年間)です。

 

1年間 汗をかけば、10年間で70万円の不労所得(利益)が得られます。

20年間勤めたら、投資の利益も含め150万円、30年間勤めたら250万円です。あくまでざっくりのシミュレーションですが、ここで大事なのは私はその間、何一つ労働をしていないということ。

 

たかが資格手当の話ですが、不動産投資もその他の投資も「しくみ」は同じです。田口さんが言われるように、不労所得化させるためには、ある一定期間の相当量の汗(努力)は必須で、その汗に飛び込む以外に収入アップ(不労所得)の道はないということ。

 

汗に飛び込めば必ず不労所得を得られるわけではないため、ほとんどの人が飛び込まないという話は先述しましたが、脱サラならともかく、副業レベルなら、あなたが収入アップを望むなら飛び込むべきです。というかそれ以外に方法はありません。

 

問題はどこの汗に飛び込むか?ということ。

そこで話を戻すと、私が資格手当以外に会社員に求める不労所得「出世」があります。これは会社があなたを出世させる意志が(制度として)あるか否かに関わりますが、もし「ある」なら、他の人が副業等でバランスを取ろうとしている中、本業に邁進してみせるのです。上司や同僚等の人間関係にも気を遣い、一日一日の一挙手一投足に結果を出していきます。そして晴れて出世した場合、給料のベースがアップ(ベア)し、それがずっと続いていきます。出世しないときと比べ 月に3万円 の差があったとしたら、1年で36万円も変わることになり、それがまさに不労所得というわけです。

 

私がこの記事で申し上げたいのは、収入アップ(不労所得)を図るためには、汗に飛び込むしかないうことと、その汗の飛び込み場所を自分の適性と照らし、決断すべしということです。もちろん本業に軸足を置いているため、一度決めた “対象“ が思ったのと感触が違ったといことになれば、再考し、また別の “対象“ に切り替えれば問題ありません。そのような修正ができるのが会社員(副業)の利点なわけですから。

 

不労所得を得られたら、その道を本業とする考えも浮かぶかもしれません。そうしたら何年・何十年とその業界・職種に携わる可能性が出てきます。逆にそうであるならますます収入アップが図れるというもの。

 

ですので、大事なことなのでもう一度最後に申し上げます。

自身の適性に照らし、収入アップの額が仮に少額だったとしても、その少額のに大きな額が可能性としてあるならば、「継続は力なり」という観点で、興味・関心のある「汗」に飛び込むことを強くお勧めします。

 

参考文献

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