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「独学」について

本日は「独学」についてお話します。まず「独学」の定義ですが、ここでは「誰にも頼らずに自分の力だけで勉強や仕事をする」ということで進めます。

 

次の記事では20代女性が「食生活アドバイザー」という資格を独学で合格しようと思い、結果不合格だった後悔が語られています。

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20代の女性はなぜ「独学」を選んだのか?それは通信教育費(5万円)がもったいないと思ったためです。その気持ちは私にもわかります。しかしそれを選ぶか選ばないかの線引きは次の一語に集約されるのではないでしょうか。

 

「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」

 

春秋時代の「孫子の兵法」に登場する有名な言葉です。先の20代の女性の場合、敵も己も知れなかったのかもしれません。実際にどちらもクリアにわかるというのは難しいです。そこでネットで調べたり書店で専門書を立ち読みしたりして判断すると思いますが、私は取得後の構想が描けているなら、迷わずお金をかけて環境を買うべきだと考えます。

 

大事なことは合格することと、合格した後の自分の将来像です。もしそうであるなら、お金も大事ですが時間の方がもっと大事です。時間とはモチベーションや気分も含みます。

 

正直資格の勉強は、それだけ見れば大して面白くありません。それを少しでも緩和し、楽しくしようとするなら、わからない問題を教えてもらうことで、それが環境を買うということです。自力でやって自信をつけるという考えもありますが、そこの詳細は「モチベーションの維持」との天秤になります。

 

本記事の提案は、勉強に限りません。いま流行りの「副業」なども同様です。私は特に副業に精を出す者ではありませんが、本業があって副業をする人は、どういうルートが稼げるのかをわかっていないと手探りになります。その手探りがモチベーションを低下させ、あきらめをもたらします。

 

芸術の世界でも「学ぶはまねぶから」と言い、師匠や先輩の作品を真似ることから始まります。先生は自分たちよりずっと大所高所からモノを見られます。だから最短ルートや効率性もわかります。その思考をお金を出して買うことは、ある種極上の買い物とも言えます。

 

しかしこうも考えます。「どうせお金を払うなら、きちんと対価を得るべし」と。本当に対価を得られるかわからないから迷うのだと思いますが、最後はエイヤッです。投資と同じです。最後の一線で損をする覚悟がなければ決断はできません。決断ができないならリターンはあきらめるべきです。私は損よりリターンの方を重視するため、最後はいさぎよく飛び込みます。

 

まとめます。

 

「独学」は勉強や仕事の基礎ですが、その独学を助けるのもまた「環境」です。人は一人では生きていけず、人と支え合うから「人」です。リターンは大切ですが、それまでのプロセスはもっと大事です。なぜならプロセスあっての結果(リターン)だからです。プロセスは時間です。時間は命です。命を大切にすることはプロセスを大切にすることで、プロセスは気分や感情とも言え、環境の影響を大きく受けます。

 

「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」

 

己の力量が足りないなら、武器を使い道具を使って戦えばいい、それが結局は「独学」をも助ける要因となる、私はそんな風に思います。

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。