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新しい習慣を形成するコツ

「新しい習慣を形成するコツ」

 

これについてもマーケターの森岡毅さん(現 株式会社刀代表)は著書で力強くレクチャーを施してくれます。

 

結論は「時間軸をくとること」

 

これまでの習慣は良かれ悪かれ、あなたの身体に染みついているモノ。それを短期間で変えようというほうが自然に反するという考え。至極ごもっともです。

 

しかし私たちはともすると、1日、3日、1週間、1か月で「できるかできないか」のジャッジを下してしまう。これは非常にもったいないこと。以前の記事でも述べましたが、私たち人間は自然に習わないとどこかで歪(ひずみ)が生じ、頓挫を迫られます。自然に即して行動すれば、自然治癒力ではないですが、自然と結果は出るというもの。

 

ですので3カ月、6か月、12カ月、・・・3年というスパンで徐々に変えていくことを覚えましょう。その「徐々に」をどこまで楽しめるかが人生の質(価値)を決めます。

 

森岡さんは著書で次のような主旨を述べられます。

「人は "変わろう" と固く決意してもなかなか変われない。なぜか? 変わろうと決意したときの意識変化と実際の行動変化までのタイムラグに耐えられないからだ。わかりやすく言うと、これまで染みついた行動パターンを脳が神経回路という形で覚えてしまっている。それを書き換えるには何度も何度も新しい神経回路とそれに連動する筋肉の動きがメジャーになるまで覚えさせなくてはいけない。つまり行動変化には時間がかかるのだ。そういった物理的な問題をまずは理解し、新しい習慣を身につける上では、最初からすぐに変われないことを覚悟し、時間がかかることを織り込んで、それでもって変わる努力を継続することだ。」

 

新しい習慣形成のコツを私流に一言でまとめるなら「時間軸をくとること」

そして先述した変化の「徐々に」を目一杯楽しむこと。そのためには新習慣への取り組みを数値化することが重要です。そうでないと進捗がわからず手応えが感じられなくなるから。手応えが感じられなければ、そのこと自体どうでもよくなってしまいます。

 

ですので毎日の取り組みをきちんと数値化して見える化し、自分を励ましましょう。

もちろん人間ですから忘れてしまったり、元の木阿弥になったり、新習慣じたいどうでもよくなることもあるでしょう。しかし自然の営みも右肩上がりということはないはず。

 

世界経済も日本経済も、農業革命も産業革命も情報革命も、すべて上がったり下がったりを繰り返しながららせん状に進歩発展してきました。ですからちょっとやそっとの失敗やミス、うっかりは織り込み済み、そんなのは誤差で、もっと大きな視野でい時間軸で自分を俯瞰すれば自分を愛することができようというものです。

 

最後に私から「新しい習慣を形成するコツ」で「時間軸を長くとること」以外にもう一つお勧めの方法があります。

それは「同じ時間に、同じ場所で、同じことをする」です。

 

これは1日1回でけっこうです。そうすればその1回が新しい神経回路として着実に上書きされます。この一回がとても大きい!本当にそう思います。その1回が2回を引き連れ、3回を引き連れるかもしれない。おそらく引き連れてくれます。

 

"新しい習慣形成を今 私は取り組んでいるんだ" という認識を1日に1回は呼び覚まし、未来に想いを馳せる。そういう瞬間(時間)があってもいいと思います。いや、あってこその手応え・楽しさです。ただ忙しい身の方は、同じ時間にできなかったり、同じ場所も厳しいと思います。そのときは同じタイミング(例えば歯磨きの後とか帰宅後すぐとか、ランチ後すぐ・・等)と置き換え、場所も別の場所でもかまいません。目的は1日に1回は「新習慣への取り組みを行っている」という認識を呼び覚ますことにあるので。できる範囲で行い、自分を励まし、自分を愛してあげてください。その1回以外はぜんぜんできなかったとしてもその1回が命綱(いのちづな)。大丈夫です!

 

株式会社イエローハット創業者で日本を美しくする会相談役の鍵山秀三郎さんの名言の一つに「一つ拾えばひとつだけきれいになる」というものがあります。

 

鍵山さんは「一つだけでも、拾わないよりは拾ったほうがいい」という意味で仰ってるのだと思いますが、私はこの一つとか1回というのが違う意味でとても重要に思えます。

なぜなら 1から2 や 2から5 は勢いでできますが、0から1 はとても労力がかかるから。だからこそ私は1回を目指すことの大切さ、そして1回できれば御の字ということをあなたに力説してしまうのです。

 

新しい習慣を形成するコツ。

それは「時間軸をくとること」。そして私から捕捉で「1日に最低1回、同じ時間に、同じ場所で、同じことをする」。

 

 あなたが新しい習慣形成に取り組まれる際に、ぜひ当記事をお役立ていただけましたら幸いです。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 引用・参考文献

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