「運動」を継続する極意
私の実体験に基づく「運動を継続する極意」です。それは次の2つ。
・ルーティーンに組み込む
・「0から1」にこだわる
以上です。
まず「ルーティーンに組み込む」というのは、時間があったときにやるという姿勢ではなく、必ずルーティーンとして実行することを意味します。
歯を磨くという行為を行わない人は少ないでしょう。朝シャワーを浴びる人は、おそらく毎日浴びるでしょう。それと同じように、毎日決まったことを行う対象に、「運動」を組み込みます。そして組み込んだ以上、必ずやり遂げる意思をもちます。
この必ずやり遂げる意思をもつことは「0から1にこだわる」に通じます。一番しんどいのは「0から1」です。だからルーティーンに組み込むわけですが、それを週に1回なら1回だけにすることです。2回や3回にすると、それだけで運動が苦手な人は「0から1」のモチベーションが低下してしまいます。「1」だけだったらなんとかできるかもしれないからやり遂げられるわけです。
私も仕事の日は運動をしません。筋トレもしません。休日だけします。その休日も週に2日ありますが、2日間ともやろうと思いません。1日の数時間だけやれればいいと思っています。それができれば、そのはずみで、昼にジョギングしたのに、また夕方にジョギングすることもあります。しかしそれはおまけで走りたいから走るだけです。
つまり簡単に申し上げると、「0から1」をできれば、それだけで御の字で自分を褒めてあげよう、ということです。これは長い目で見れば本当に大事なことです。そのような営みがあってこそ、少しずつ「0から1」への負担が少なくなり、自然とできるようになるからです。
しかし私たちは何かと忙しいです。「0から1」の負担が少なくなっても、何かのタイミングで、それを負担に感じるときも出てきます。例えば出張が重なって、数か月できなくなったとか、病気やけがでできなくなったなど…。そんなときも「初心忘るべからず」です。「0から1」をとことん褒めてあげましょう。「1から10」より「0から1」のほうが、よほど大切です。
ここまでお読みいただいてお気づきになっていると思いますが、この方法(考え方)は、運動に限りません。英語の勉強でも趣味でも、新しいことへの挑戦、すべてに当てはまります。何事も自分が定着しているルーティーンに組み込み、それを必ず実行する意志をもつ、そして「0から1」ができたら、とことん褒める、それこそが今日という一日に感謝できる最大の極意と思います。
「運動」を継続する極意
・ルーティーンに組み込む
・「0から1」にこだわる
あなたはいかがお感じになりますか?
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。