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「自分」原因説の重要性

心の傷がトラウマになるか否か、うつなどの病気を引き起こすか否かは、によって違いがもたらされるのだろうか?

 

その答えを苫米地英人さんは下記のように仰っています。

「出来事そのものの大きさとは関係ない。ものすごく衝撃的な出来事でも、トラウマになる人もいれば、ならない人もいる。その両者を分かつものは本人にとっての理不尽度である」

 

「ショックな出来事に対して "自分にも責任がある" と考える人は、心の傷が深くならない。反対に嫌な出来事が起きたときに "自分には責任がない" と考える傾向の人は、心の傷が深くなる」

 

自分に原因を求めれば、次回から回避できるためのコントロール内の事項が見つかり、ある種 "ひとつ賢くなった" といった前向きな感覚を覚えられる。また同じような状況に陥っている人や陥りそうな人に、自分の体験知のシェア・助言に役立てられると思い、これもまた前向きな気持ちにさせてくれる。

 

その逆に人や環境に原因を求める人は、自分のコントロール外にフォーカスするわけだから、人が変わらない理由や原因を探し、探しても見つからず、それでいて変わってくれないことにストレスを感じるという、悪循環がずっと続く。

 

苫米地さんは最後にこのようにも仰っています。

「私たちは生きていく以上、さまざまな理不尽を引き受けていかなければならない。それが生きていくということだからだ。さまざまな理不尽を引き受け、この世界の理を踏まえて生きていく心構えを持たなければいけないのである」

 

 

引用・参考文献

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