「感情」に振り回される原因
感情に振り回されてしまう原因、
それは今日、明日、明後日という一日に、つまり日常生活に「ゴール」が設定されていないこと。
極端な例をあげると、イタリアのマフィア組織から "おまえの大事な人(例えば両親や子供など)を拉致・監禁した。1か月後に100万円を用意しなければおまえの目の前でその大事な人を抹殺する」と言われた場合。
もしあなたが手元に100万円がなかったとして、それからの1か月間、あなたは100万円を用意すること以外に頭をよぎることがあるだろうか?
もちろん理由や経緯など、いろいろ考えてしまうとは思うが、リアルに動画が送られ、大事な人とは音信不通、その組織はこれまで100%実行してきた事実が報道されていれば、あなたはもう100万円を用意すること以外、最優先事項はないはずだ。
このケースでの最優先事項に匹敵するくらいの「ゴール」が今日に、明日に、あさってに設定されていれば、あなたは目先の誘惑、目先の感情に翻弄されることはないはず。
つまるところ、そういうことなのだ。
上記の例はネガティブだが、実際は心からワクワクする、自分も周りもハッピーという「ゴール」が私にもあなたにもあるはずだ。
「ゴール」を見つけるヒントに、松下幸之助翁は "素直になること" 、苫米地英人さんは "テレビを観ないこと" をあげています。
さぁ、今日から、浮き草のような生活、浮き草のような人生、浮き草のような自分とは決別し、長期・短期のゴールを設定し、達成期限も刻み込み、一日の人生に活を入れてまいりましょう!(もちろんむりやりではなく、あなただけしかしらない、あなただけの心からテンションがあがるゴールですよ!)
参考文献