「やる」からできる!
人は誰しも、初めてのことは不安に感じるもの。
受験にしろ、仕事にしろ、キャリア転向にしろ、結婚にしろ、みなそうだ。
そこで自分なりにできることはするという心がけのもと、準備と練習をし、不安をできるだけ小さくしようとする。
そこまではあなたもご存じの通りだし、とても大事なこと。
しかしこの項では上記のような一生に1回や数回のライフイベントにまつわるチャレンジではなく、日頃のちょっとしたチャレンジをもう少し楽に、もう少し軽やかに迎えられる考えを提案したい。
それがタイトルにある『「やる」からできるようになる』という発想。
例えば、「パーティーで少し興味ありそうな人に声をかけてみる」、「海外旅行に行ったことないけど行ってみる」、「人前に立つことは避けてきたけど、今後は買って出てみる」、「パソコンは苦手だったけど、勉強してみる」など、本当はやりたい、できるようになりたいけど、なんとなく避けてきたもの、なんとなく逃げてきたものが対象。
一瞬でも考えれば、今まで通り途端に無意識にそれを避ける方向で意思が確定する。
そうではなくて、たとえ一瞬ためらったとしても、即座に『「やる」からできるようになる」を思い出し、「自己成長」を人生の価値に置く。結果ではなくプロセスに価値を置く。プロセスの中に楽しみを見出す。1人がダメでも、10人を試す。1回でダメでも10回は試す。
人間にとって、憧れていることや少なからずやりたいと思っていることができるようになることは至上の喜びではないだろうか。
ライフイベントの前は、不安を少しでも払拭するため、準備と練習を重ねるように、日頃から『「やる」からできるようになる」』のアファーメーションを繰り返す。小さな小さなことでかまわない。あなただけの喜びを紡いでいってほしい。
いきなり大きな出来事など存在しない。
小さな小さな一歩一歩の「モノの考え方」そこから放たれる「実践」が、大きな出来事を形づくるのです。
参考文献