心の戦士!~心が前向きになる言葉~

どんなときでも心を晴れやかに!→ 心の戦士いざ参上!

GRIT(やり抜く力)

あなたは表題のタイトルの書籍を読んだことはありますか?2016年に邦訳本が出版され、またたくまに話題になりました。著者はペンシルベニア大学心理学教授のアンジェラ・ダックワースで、米国で天才賞と言われるマッカーサー賞を2013年に受賞しています。TEDトークでも視聴回数は出版当時で900万回の再生で、米国から日本に人気が及んだ形をとりました。

 

もちろん私も当時から読ませていただき、最近も断捨離ついでに再度全ページを読み直しました。そこで本日は同書の中で私が一番あなたに伝えたい点をピックアップします。

 

それは「やり抜く力と人生への満足度は比例関係にある」ということです。いっけん、「やり抜く力」だけを取り上げれば、成功や成長といった観点にもちこまれがちですが、実は人生全般への満足度や幸福感にも多大な影響を及ぼすというのが本書の指摘するところの大きな一つです。

 

ただし勘違いしてはいけないのは、やり抜く力だけが「人生への満足度」に寄与するわけではなく、道徳観や利他への思い、感謝する気持ちなどのさまざまな感情習慣も関係していることは付しておきます。

 

話を戻し、「やり抜く力と人生への満足度はなぜ比例関係にあるのか」について考えます。それは体感的な感情が豊かになるからだと私は思います。例えば私は軽い健康オタクで、毎日健康情報をYouTube等から得ています。筋トレや運動だけでなく、特定の食品を毎日摂取するという日課もあり、それが「えごま油」と「緑茶」です、この「えごま油」の摂取が実際の私のコレステロール値を下げてくれました。このことは当ブログでも何度と紹介させていただいたのであなたはご存じだったかもしれませんが、8年前の話しにして、今でもあのときの感動は忘れません。

 

少しだけかいつまんでお話すると、8年前の私は夜に揚げ物の多い生活をしていたためか、悪玉コレステロール値が1~5段階評価で4でした。(4は精密検査、5が要治療)そこから私はネットやテレビでいろいろと調べまして、最終的に亜麻仁油を毎日摂取することに決め、実際に1年間欠かさず大さじ4杯を飲み続けました。さて、1年後の健診結果は?・・・晴れて1(正常)に戻りました。

 

ここで重要なのは、私は亜麻仁油を飲んだはいいものの、あいかわらず油っこい食生活は止めなかったということ。ただ単純に亜麻仁油の摂取を付け足しただけ。だから(コレステロール値が下がったことに)感動したのです。これもやり抜いたうちの一つでしょう。私が職場でこの話をすると、きまって周囲は驚くとともに誰も徹底的にやろうとはしません。ある人は亜麻仁油のサプリを摂取し始めたり、ある人はさっそく購入して昼食のうどん等にかけたりはされましたが、誰一人として8年間で継続していません。ちなみに私はあれから8年間、一度も欠かさず「えごま油」を摂取しつづけ、健診結果も「1」を取り続けています。

 

私のコレステロール値の話はどこにでもある話の一例ですが、どんなこともやり続ければ結果は出ます。大事なことは結果がでないときに、やり方を変えて継続できるかどうかです。この「やり方を変える」ということが一番ハードルが高く、ここで挫折してしまう人多数と聞きます。

 

例えば私は、これまた卑近な例で申し訳ないですが、エクストラバージンオリーブオイルも毎日摂取しています。しかし一度続けられなくなったことがあり、理由を探ると飲むタイミングがよくなかったとわかりました。夜に飲もうとしたことで、新しい習慣を付けなければならず、結果つかなかったというわけで、ではどうしたかというと、毎朝の「えごま油」の摂取と同時に摂取することにしました。するとあら不思議、簡単に継続できるようになりました。油のあとに油と、同時に2種類の油を摂取するわけですが、ポッカレモンを垂らせばさっぱりするのでそんなに抵抗はありません。

 

人生の大事なクセ付けと、たかだか油の摂取をいっしょに扱ってはいけませんが、日頃から小さなクセ付けを習慣化し、そこからなんらかの感動を覚えると、大事な対象にもめげずにやり抜けるようになと思います。やり抜かなければ何も生まれず、ただあきらめ癖を一つ付けただけ、これが積み重なれば結果を享受する感動もなくなるわけで、人生の満足度が低くなることはあきらかです。

 

同書の著者・ダックワースが再三言っているように、先天的な能力や資質が備わっているより、後天的に身につける「やり抜く力」を育むほうが、長期的にみたときのパフォーマンス(成績)は高くなります。それを科学的に裏付けたから、天才賞を受賞でき、TEDトークでも話題を集められたのです。それを信用し、どうしたらやり抜けるか、それを仕事や関心事、趣味においても考えましょう。きっとあの手この手で試したくなるはずで、その一歩をさぐっていくことが大事です。

 

一歩を歩んだからといってぜったいに続けないといけないわけではありません。ダックワースもさまざまなことを諦めて現在に至ると語っています。問題なのは自分の最大の関心事やニーズのあることだけは、けっして諦めずにチャレンジし続けること。例えば女性でしたら「結婚」などがあげられます。30代で結婚したいなら、30代前半であきらめてはいけません。マッチングアプリからリアルな出会いまで、時間の許す限りアタックし続けるのです。当然お金は減っていくでしょう。しかし減っていいのです、30代という時間を婚活に費やさない機会損失や後悔の方がはるかに痛いです。おばあちゃんになってお金をこしらえても、若いときに使わなかったことを後悔するだけです。

 

今年に入り私は4戸目のワンルームを購入しようと、付き合いのある業者と本日もやりとりしました。その業者は提携の金融機関の幅が広いので、私の融資枠がいっぱいであることや頭金を入れられる額が限られていること等を考慮し、ある銀行さんを紹介してくれました。有担保ローンに加え無担保ローンを借りられれば、限られた頭金で購入できるかも・・という算段です。実際に申し込みできるかどうかは抽選に当たらなければいけないのですが、当たって審査がおりれば私にとってけっこうな喜びになります。その業者の前には、別の業者と話をしており、そこではけんもほろろに断られたからです。

 

最近薄毛治療の話も友人としたばかりですが、私は41歳にしてAGA治療を5年ほどしています。当ブログとは別の「私の育毛体験記」と題したブログで書いていますが、薄毛治療もぜったいにあきらめてはいけません。詳しい話は割愛しますが、AGA治療は飲み薬と外用、注射等があり、先生と相談してなんでもやってみるべきです。なぜならやった分だけ効果が出るからです。あやしい育毛剤サプリメントではなく、科学的に証明された治療だけ、自信を持ってやるのです。そしてAGA治療の効果が減じてきたときは、私は今でも想定していますが、植毛が残されています。植毛と聞くと大袈裟に聞こえるかもしれませんが、おそらく有名人や芸能人などは頻繁にされていると思います。

 

最近の薄毛治療では、日本でも植毛はよく聞くようになりました。実際にクリニックのメニューにも先生とのカウンセリングでも気軽に話が出てきます。ただ費用が高いから受ける人が少ないだけで、眼の矯正でいうレーシックやICLのようなものです。AGAが眼鏡やコンタクトなら、植毛はレーシックで、費用面でかさむものの、メンテは不要といった形です。

 

さまざまなことを書き連ねましたが、私は私で身近なことなら、こだわっていることはやり抜いています。そして満足しています。簡単にあきらめては人生に感動を覚える機会が減るだけで、けっして面白くならないばかりか、つまらなくなるだけです。それなら毎日は多少大変かもしれませんが、希望の光の星があるだけ毎日にやりがいと充実が出るというもの。結果よりも結果を出そうと意気込む今日が尊いと思います。

 

GRIT(やり抜く力)

 

成功や栄光だけがすべてではありません。大事なことは自分を自分たらしめるこだわりで、そこにGRIT(やり抜く力)を働かせ、けっしてあらきめないこと。一つの方法で結果が出なければ、別の方法で試すのみ。そうでなければ、発明王エジソンも誕生していません。ではどうしたらいいか? 好きなことや得意なこと、やっていて苦痛でないことを利他の思いで続けることです。本書にもそう書いてありました。またGRITが高い人たちがいる環境に飛び込めとも・・。ともに頑張りましょう!

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。