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「記憶力」に必要な3つの脂質

次の記事では、記憶力を良くする「油」について書かれています。私は学生の頃から記憶力そのものに関心がなく、自分が良い方なのか悪い方なのかも関心がありませんでした。

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 しかし現在40歳ですが、最近は記憶力がいい方が、何かと便利であると思うようになりました。仕事全般はもちろん、人とのコミュニケーションの円滑化が主な理由です。よく言われることに「調べれば済む」とか「ググれば済む」という話がありますが、生のコミュニケーションで瞬時に”その答え”が出なければ、正直 ”丁々発止のやりとり” にはなりません。

 

そこで本日は具体的などんな食品を摂取すれば、記憶力に良い「油」を摂れるのかをお届けします。と、その前にどんな脂肪酸が食品に含まれていれば、記憶力に良い「油」となるのかを見ていきます。

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レシチン

レシチンという脂肪酸は、記憶に関係する脳内物質「アセチルコリン」と「ミエリン鞘」の原料です。「アセチルコリン」は記憶力に関係する脳内物質です。人の顔は覚えているのに名前を思い出せないという記憶力の低下は、「アセチルコリン」の不足によるものです。

「ミエリン鞘」は脳細胞同士の情報リレーをサポートする物質です。レシチンが不足し、ミエリン鞘が弱くなると、次の脳細胞に情報が届かなくなります。すると、買い物に出かけ、いざお店に着いたときに何を買おうとしていたかを忘れてしまうなどの物忘れが起こります。

 

・オメガ3

DHAEPAなどのオメガ3とよばれる種類の油は、脳神経の発達機能の維持に欠かせません。 特にDHAは、脳の伝達情報に必要な神経細胞を活性化し、判断力や集中力を高めてくれます。また、EPAは血中の中性脂肪を減らし、血液をサラサラにする働きがあります。脳内の血管の若々しさを保ち、幸せホルモン「セロトニン」の働きも良くしてくれます。

 

コレステロール

体内のコレステロールのうち、4分の1が脳に存在します。脳の神経細胞は高度な情報処理をしているため、複雑な形をしています。その細胞膜の形と柔軟性を維持しているのがコレステロールです。ストレスに強い体をつくる副腎皮質ホルモンや性ホルモンもコレステロールを原料にしています。

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この3種類の脂質を摂取するために、以下の5種類の食品を摂取することが勧められます。

 <卵>

卵黄に含まれる卵黄レシチンが、脳内の神経伝達物質のもとをつくります。

 

<大豆製品>

大豆には大豆レシチンが含まれています。豆乳でも代替可能です。

 

<魚>

DHAEPA(オメガ3脂肪酸が脳を活性化します。魚の中でもさんま・さば・マグロ・いわしなど、青魚が特に含有量という点で優れています。

 

亜麻仁油やしそ油>

細胞の機能を正常に保つためには、オメガ6とオメガ3のバランスが大事です。積極的に気をつけている人以外は、どうしてもオメガ6の割合が多くなります。そこで亜麻仁油やしそ油にはα-リノレン酸が含まれているため、その一部が体内でオメガ3脂肪酸に変換されます。つまりはα-リノレン酸を意識的に摂ることで、比率を「オメガ6:オメガ3=1:1」に保とうということです。

 

<チアシード

スーパーフードとも呼ばれ、亜麻仁油やしそ油と同様、α-リノレン酸を豊富に含みます。α-リノレン酸は体内でオメガ3脂肪酸に変換されるため、結局はオメガ3の割合を増やすことで、オメガ6とのバランスを1:1に保とうということです。

 

いかがでしょうか。

 

記憶力を良くする心がけは、何も受験生だけのものではありません。ネット社会とはいえ、生の会話もチャットでの会話も、丁々発止のやりとりが望ましい点に変わりなく、あらゆる場面の下地・材料をつくってくれるのが記憶力です。よって上記の5種の食品を日頃から摂取し、低下の予防や強化に勤めていけたら最高です。また若年性認知症ならびに高齢化による認知症の予防を兼ねられる点も見逃せません。

 

「記憶力」に必要な3つの脂質

 

レシチン(卵、大豆食品など)

・オメガ3(青魚、亜麻仁油、しそ油、チアシードなど)

コレステロール(卵など)

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

引用・参考記事

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