「一つに絞る」という技術
「一つに絞る」技術は、その「一つ」に集中できることがメリットとなります。当たり前のことと思われるかもしれませんが、意外とできていない人が多いと私は思っています。どういうことかというと、「一つに絞る」というのは「ほかのことはやらない」ということです。
電車の中で「英単語を5つ覚える」と決めたとします。それだったら他のことはすべて捨て、機械のように「英単語を5つ覚える」のです。ふつうは機械のように律せれないでしょう。ゲームやSNSをどうしてもチェックしてしまうでしょう、だから意外とできないのです。
もっと狭義にみてみます。英単語の参考書やアプリも一つだけです。あれもこれもではなく、たった一つだけの教材に絞るのです。それを何度も反復し、ようやく卒業できたら晴れて別の教材に行けばいいのです。広義も狭義も、やる対象を広げては迷うだけで管理に大変です。管理に時間と労力がかかっては本末転倒。すっきりした状態で達成感を味わうことが継続のポイントです。
- 「一つ」以外はすべて捨てる覚悟を持つ。
- そして捨てることを実行するとともに「一つ」と一体化する。
- 達成感を味わう
- 結果を出す
このプロセスです。何事も単調な方がわかりやすく管理しやすいです。一番難しいことは「他のことを捨て去る」ことです。どうしても誘惑に駆られてしまうため、エイヤッとかなぐり捨て機械のように自分を動かすのです。そうすれば不思議なことに達成感というご褒美が味わえ、振り返ったときの納得感も味わえます。それが継続するモチベーションになり、継続できれば結果が出るのも時間の問題で、実際結果が出れば生きた甲斐が味わえます。未来へのモチベーションも生まれます。
「一つに絞る」という技術
もうはや「一つに絞る」ということは技術です。誰でもできることではありません。その他大勢の人はおそらく誘惑にかられ負けています。それほど覚悟を決めないとできないこと、それが「一つに絞る」ということです。
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