心の戦士!~心が前向きになる言葉~

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人生=「意志」

ギリシャの哲学者 エピクテトスは言いました。

「幸福への道はただ一つしかない。意志の力でどうにもならないものごとは、悩まないことである」

 

そうです、ただ一つしかないのです。それは意志の力でなんとなかることに集中すること、それだけです。

 

何かに失敗しました。何かにミスをしました。不注意をしました。言い過ぎました。言い足りなかった・・さまざまな不足感や悔しさ等が生まれます。しかしできることは謝るか、次回の行動につなげるかという未来へのアクションのみで、過去を悔やんでも未来を失うだけです。過去を悔やんでる場合ではありません。

 

そんなときに有効なのが気持ちの切り替えです。済んだことは済んだこと。「それも一つの勲章」と思い直し、未来への布石を建設的に考えます。「すべての結果を受け入れる」といった方がわかりやすいかもしれません。現実を受け入れれば、あとはやるだけです、簡単なことです。

 

これは「良かったこと」にも通じます。プレゼンがうまくいったとか、彼女(彼氏)とのデートが充実した等も同じこと。そこで調子に乗って足を滑らせるか、気を引き締めて未来に向かって布石を打つかのどちらかです。

 

結局「未来に向かって自分を律し、建設的な行動を取る」、それだけです。「良かった結果」も「悪かった結果」も、すべて受け入れ、未来に生かす、そういうことです。

 

そのときに私が個人的に大事だと思ってることに「謝罪」があります。「未来に向かって建設的な布石を打つ」ために、どうしても避けられない行為、それが「謝罪」です。自分が悪いと思ったことを素直に相手に伝えられるかどうか、これができずに未来を歩む資格はないと考えます。今回の出来事をリセットしなければ、未来へのプロセスに今回のことが足かせとなるかもしれません。そもそも「人」としてどうなのかということと周りからの信頼も得にくいのではないかということです。

 

私はどんな場面も、自分を突き放し、やるべきことをやる人は本当にカッコいいと思います。例えば愛する人に告白することも。自分の気持ちを相手に向かい解放してあげることは自分を大切にする行為と考えます。気持ちが生き物だと仮定して、その生き物は解放されたがっています。自分の心の中でくすぶらせてはかわいそうです。

 

同じく「人に悪い」と思った感情も、きちんと相手に向かい解放してあげるべきです。気持ちという生き物のためにそうしてあげるのです。自分は魂や氣と思い、心や感情と切り離すこと、そうすれば自分を突き放せるようになります。

 

「幸福への道はただ一つしかない。意志の力でどうにもならないものごとは、悩まないことである」by ギリシャの哲学者 エピクテトス

 

話が少しそれましたが、自分の意志の範疇でなんとなかることに全力を注ぐこと。相手のリアクションや現実的な反応は二の次です。自分の気持ちに素直に従い、それでいて、自分の気持ちと自分を切り離すこと。一瞬で未来に向かってリスタートを切るには、まずは「いまの気持ち」を解放してあげること。生理的な排泄といっしょです。出すことが先で入れられます。気持ちを解放すれば気持ちにわだかまりがなくなります。そのスッキリとした状態が今に集中させ、未来に向かわせます。

 

幸福への道は一つしかありません。意志の範疇に自分をもち、やるべきことを淡々とやる、それだけです。

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。