心の戦士!~心が前向きになる言葉~

どんなときでも心を晴れやかに!→ 心の戦士いざ参上!

最後を見据える魔術

近年は「お金」の取り扱われ方が多様化しています。例えば資産運用や株式投資を推奨する人もいれば、お金は自己投資に使うべきとする人もいます。また貯金はできるだけした方がいいという節約志向の人もいれば、節約は自己投資とは対極ということで勧めない人もいます。「お金の減らし方」というタイトルの本もあります。

 

さて、本日は「最後を見据える魔術」です。これはお金の取り扱いにとても有効な内容で、「最後にお金を残して後悔しませんか?」という問いかけです。資産運用や投資関連を扱う会社は、人の人生に何の責任も持ちません。ただお金を増やすことが善であるかのように宣伝してくる一方です。しかし私たちは騙されてはいけません。お金が大事なら時間はもっと大事です。時間は命なのですから。そして命は感情です。感情を揺さぶってこそ命が輝くというもので、そのためにお金が必要なら使わない手はありません。お金など最後に残して何の役にも立たないのですから。(家族に残す等は別です)

 

投資に逆張りという言葉あります。みんなが売っているときに買いに走るような言動です。いっけん「なんで?」と思いますが、当の本人は値上がる"なにか"を知っているわけで、買いに走るのは当然といった感じです。しかし数にして非常に少数のため、その他大勢からは"異端児"扱いされます。

 

しかし結果は少数に軍配が上がったりするため、どちらが"わかっていない人"だったのかわからないということが起こります。これは「お金の使い方」にも通ずると思います。みんながこぞって新NISAなどに投資活動をする中、ひそかに貯金や消費、自己投資に励むような人たちです。「何で利益が非課税になる新NISAに投資しないの?」とか「長期投資をすれば、インデックスファンドなら値上がることは歴史が証明してるのに」と言われる人たちです。しかし我関せずで、なぜなら自分軸を持っているからです。

 

利益が非課税だろうと、長期的に値上がりしようと、いま使う方が価値があることを本人は知っているのです。しかし逆に「いま使う」よりも「長期投資」に回したほうが価値があると思う人もいます。どちらが正しいのか?

 

もちろん、どちらも正しいです。そうです、客観的な正解などあるわけはなく、自分の人生観に照らした最適解こそ、唯一本人にとっての正解です。表題の「最後」とは、例えば20代の最後とか50代の最後といった感じで、年代で区切ってかまいません。「自分に何が後悔となるのか?」をわかって今日を生きることが魔術となるのです。そこに人の価値観は関係ありません。少数でも自分一人だけでかまいません、世界には探せば自分と同じ行動を取る人は多数に見つかります。狭い範囲で勝手に判断し、自分の行く先にブレーキはかけないでください。

 

最後を見据える魔術

 

「仕事の報酬は仕事」という言葉があるように、お金のために仕事をする人もいれば、さらなる仕事のために仕事をする人もいます。まさに「価値観」。そして「価値観の多様化」。自分の半径何メートルに、自分と同じ価値観の人がいなくてもブレーキはかけないでください。その先にごまんと仲間が待っているからです。それを目指して自分の道を歩んでいってください。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。