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空腹と認知症予防

「体を温める健康法」の第一人者である石原結實医師が、ある著書でこんなことを言われています。

『空腹になると胃から「グレリン」というホルモンが出る。「グレリン」は食欲を促すホルモン。同時に脳で記憶の中枢を司っている「海馬」という部分の血流をよくして記憶力を底上げする。ということは空腹が認知症予防に一役買う可能性は否定できない。』

 

いかがでしょうか。まだ「可能性」止まりですが、私は自分の体験上明確に「おそらくそうである」とお答えします。私も一日一食か二食で、それを10年以上続けています。それでいて脳の活性はまったく衰える気配は感じられず、逆に理解も記憶も上がっているのではないかと思うほどです。

 

「運動脳」の著書で有名な、著者のアンデッシュ・ハンセンは、運動をすることで脳の神経伝達物質が増え、平たく言えば「脳は活性化する」と喝破されています。ということは年々衰える機関(神経)もあるとは思いますが、増える機関(神経)もあるということ。その後者を鍛え上げるか否かが、年齢に関わらずその後の「脳」を決めるということと思います。

 

認知症になる原因や対策は、今日現在に置き、はっきりとしたエビデンスはないとされてます。なんとなく運動不足とか〇〇オイルがいいとか言われますが、おそらく予想や理論にとどまっていて、私は「空腹」こそ、認知症予防にもっとも効果をはっきりすると思います。

 

どういうことかというと、「空腹」に耐えるには、そもそも「耐える」という概念を無くさないといけません。どうすればいいか? それは明確な目的や目標をもち、その達成に邁進することです。そうすれば「空腹」を感じる場合ではなく、むしろ「空腹」でないと、さまざまなことに集中できないというモードになります。それほど集中に空腹はもってこいの状態ということ。

 

少しメカニズムをお話します。人はご飯を食べると、胃腸の消化が必要になり、その消化のために全身の血液の大半が胃腸に流れます。そうすると脳や手足に流れていた血液が胃腸にもっていかれ、眠気や身体の鈍重感におそわれます。

 

逆に空腹であれば、全身の血液はそのまま脳に手足に流れたままで、眠気におそわれることもなく、軽量感を保てます。言い方を変えれば集中モードと行動モードの両方を兼ね備えた状態。この状態こそ目標達成に不可欠なモードに思います。

 

そこに石原先生が言われた、空腹に分泌される「グレリン」という食欲ホルモンが、実際に脳の海馬を刺激するなら、目の前の集中のみならず、「認知症予防になっている」と考えて間違いないと思いますがいかがでしょうか。

 

一日三食に慣れている人も、一食一食の量を調整すれば、同じく軽量感は保てると思います。最近は連日にチャットGPTの話題でもちきりで、私も何度か試しましたが、間違いなく時代を席巻すること間違いないと思います。そういった技術をどう仕事に生かし、日常に生かすかのか、理解と記憶、行動力の必要性は今後も引き続き求められると思います。

 

空腹と認知症予防

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。