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「オメガ3脂肪酸」と認知症予防

私は先日に次の記事を上げました。

leonet0702.hatenablog.com

 

オメガ3脂肪酸を摂取すると、動脈硬化ならびに心疾患のリスクが下げられるという内容でした。またオメガ3脂肪酸の摂取源として、魚介類、簡易なところでサバ缶・イワシ缶を紹介しました。

 

本日はそのオメガ3脂肪酸に、認知症も予防できるという内容です。

 

慶應義塾大学医学部教授の井上浩義さんは、脳の3分の2は油でできているため、油の摂り方を変えれば、認知症予防につながるという見方をされています。具体的には亜麻仁油「えごま油」の摂取です。

 

理由は亜麻仁油やえごま油に含まれるα-リノレン酸は、体内で認知機能の改善に役立つDHAEPAの原料になるからです。

 

また、徳島大学大学院教授の佐田政隆さんは、亜麻仁油やえごま油は血液をサラサラにする作用があるため、それを認知症予防につなげています。摂取方法としては、ビタミンB6の欠乏が認知症を招きやすくする観点から、ビタミンB6を豊富に含むアボガドにかけて食べることを勧められます。

 

管理栄養士の麻生れいみさんは、亜麻仁油やえごま油以外にMCTオイル」「ココナッツオイル」を勧められます。脳のエネルギー源がブドウ糖であることは周知のとおりですが、実はブドウ糖以外に、ケトン体も存在します。ケトン体を生成するのが中鎖脂肪酸ですが、MCTオイルはその中鎖脂肪酸を多く含みます。ココナッツオイルは、1日に20〜30gを摂取することで認知機能が向上したという研究報告が上がっています。

 

 

以前の記事「オメガ3脂肪酸と心疾患リスク」にも書きましたが、亜麻仁油やえごま油は、α-リノレン酸が体内でDHAEPA変換されて良質な細胞膜の材料となります。よって青魚や魚介類をそのまま摂取する方が、DHAEPAを取り込むのに効率的です。しかし毎日青魚や缶詰を食べるのも飽きがくるため、亜麻仁油やえごま油とうまく組み合わせることで、継続的な摂取が可能になるように思います。

 

私は10年前から本日まで、毎日 亜麻仁油かえごま油を、大さじ3杯~5杯を摂取しています。悪玉コレステロール値を下げるために始めたことですが、1年の摂取で見事に数値は改善され、その後も毎年、数値が悪化したことはありません。以降、知識が増えた現在では、コレストロール値だけでなく、成人病予防という大きな枠組みで、毎日の摂取を継続しています。

 

認知症予防という観点では、「オメガ3脂肪酸」だけにとどまらず、「MCTオイル」や「ココナッツオイル」も合わせて取り入れることで、より予防の強化が期待できます。ただ「MCTオイル」は少々お値段が張りますので、安価な継続というところでは、やはりサバ缶やイワシ缶などの缶詰がお勧めです。

 

"認知症予防にいい" ということは、大枠では、"健康にいい" ということに他なりません。そして何事も継続が秘訣です。継続を可能とするためにも、バリエーションを用意するのもよし、毎日決まった摂取時間や場所を決めるのもよし、自分に合った方法を見つけることが何より大切なことになります。

「オメガ3脂肪酸」と認知症予防

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

参考・引用記事

www.news-postseven.com